旅のつづき - TWS
以前TWSの呪いというのを載せたことがあった。TWSを何度か買い、いろいろあったという話だ。二度あることが三度目を迎え完全に終わった一セット目、それがTWSの呪いの内容で、二度あることは三度あるという結末を迎え、リセットされ二セット目の一度目、KZ S1では少し報われたような気がした。そしてそれによって落ち着いた。その落ち着きから二度目のEDIFIER X3に至り一応の終着点を探すこともできた。しかしそこがまた始まりだった。終着点でもなんでもなかったから。
EDIFIER X3に満足してKZ S1は自宅のPCに回っていた。満足度の高い状況。しかしそこでKZ S1にアクシデントが起こる。ボディの欠損による物理的破壊。しかしそれは自宅だったので有線、無線と共に代替はある。しかしその失い方は残念ではあった。
KZ S1はなんだかんだで一年は使えた。価格的にもよかったが、成型部分のつなぎ目が外れるというアクシデントで終了してしまったのでもやもや感は残る。しかしもやもやや失望はこれに止まるわけじゃなかった。二セット目の一度目があるということは二度目がある。質感や品質、音でも一番満足感のあったEDIFIER X3がおかしい。右側の充電が短時間で切れてしまう。それは時々で違い、充電はできている。しかし左側とは明確に違うのだ。右側に比べて延々と充電しているような状態。これはバッテリーに異常があるようだ。まだ四か月も経ってない。質感は高く、総合的に満足はしていて、作りが少しチープなKZ S1とは比べ物にならないくらいの製品だと思っていただけに残念感は大きい。現時点でも使えないことはないのだが、充電状態によっては思った以上に早めに片耳だけになってしまうので家専用にし、というか物理的破損のKZ S1の後を継ぎPC用として使っている。それでも手放しに使えるとはいい難い。しかし問題はそれではない。現時点では外では代替にKZのZSRにBluetoothケーブルをつけたものを使っている。以前からずっと使っていたものだ。安定していて音も満足している。しかしBluetoothとはいえ左右がつながっているのは事実、そしてそれは、また買い物日和ということになる。
新TWSはどういうものを買うべきか
と、そんなことを考えている。先ずは方向性だが、それはある程度決まっている。いつもの安価なものというのは基本なのだけど、それに枯れたもので、というさらなる方向性を考えたい。ある程度の評価があり、多く使われていて、そろそろ入手できなくなるような、そういうものだ。これは以前から使っているQCYのBluetoothイヤフォンの影響がある。ずっと使っていて今でも買いたいQCYの旧製品が今では手に入らないという現実があるのだ。
Bluetoothイヤフォンを使い始めた当初はQCYのQY-12Proと、QY-19を使っていた。最初にQY-19を買い、外で使う用にしていて、後に興味が出てQY-12Proも買ったという流れだった。Bluetoothイヤフォンというものが初めてだったのでaptX対応というか、そういうカタログスペックに惹かれて買った。届いてみれば紙の素材を生かしたなかなか上品な箱で、その箱も含め安価な作りながらデザイン的にも優秀でそつなく仕上げられていた。音は少し物足りないものの悪くなかった。その後、好奇心からQY-12Proを買った。QY-12ProはQY-19と比べると多少高い分、作りも重厚で音質もよく、今ではよくある左右がマグネットでオンオフというギミックも面白かった。しかし外出時はQY-19が定番でQY-12Proはもっぱら家で使っていた。家での時間の大部分をタブレットで映画を見たり、音楽を聞いたりしていたのでそれに重宝した。しかしどちらも最期を迎える。QY-19はコードの物理的破損、QY-12Proは充電できなくなるという電気的トラブルだった。QY-19はBluetoothケーブルをつけたKZのZSRを代替とし、巡り巡って今も使っている。QY-12Proは手に入りにくくなっていたQY-12を日本の楽天のショップのセールで買うことができた。QY-12も今でも毎日使っている。しかしTWSに出遅れたQCYも今はTWSだらけで買いたくてもQY-12やQY-19は買えない、若しくは買いにくい状況だ。そうなる前に買いたかった思い。それとQCYへの思い。ここまで説明が長かったが、その二つが枯れたTWSという選択肢につながっている。
では何を買うのか、買ったのかだが、先ずはQCY QS1またはQCY T1Cだ。これはどちらも同じものらしく、この話の流れの通りQCYの製品だ。QCYといってもQCYのTWSの初期の頃のものなので、接続性などに問題もあるようだ。それでも家で使う分には大丈夫そうという判断。安いしね。久しぶりにタッチではなくてクリック感を楽しみたい。そしてもう一つはHaylou GT1。これもXiaomi傘下で有名なブランド、そして現在は枯れているものだ。そしてどちらもブランドがしっかりしている。評価は高い。そういうのが選んだ理由。まだ注文したばかりだが楽しみだ。今回の顛末はそれくらいなのだが、一つTIPSを。
QCYというブランドには信頼をおいていて、今まで買った本流の物は上記の三機種だが、それ以外にもモノラルBluetoothイヤフォンとかいくらかある。どれも満足している。上記の三機種では一つはグローバル版、一つは中国版、一つは日本版だった。当たり前だが品質に違いはなく逆に日本にもローカライズされているということに驚いた。いや、日本メーカーへのOEMっぽいものもあったと記憶しているのでそれも当たり前か。そこで上記三種類の違い、言語の違いを紹介したい。電源を入れてペアリングするまでの案内の音声だが、中国語(北京語?)は分からないのでちょっとした話止まり。でも一応買った順に記す。
グローバル版(QY-19)
Welcome to QCY
device one connected
device two connected
中国語(QY-12Pro)
なんとかかんとか
なんとかかんとか、イー
なんとかかんとか、アル
日本語版(QY-12)
QCYの製品をご利用いただきありがとうございます
一台目のデバイスに接続しました
ニ台目のデバイスに接続しました
ただそれだけ。笑。
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