夢を諦めてた諸君、本物のAIキャラの時代が来た。
自己紹介と自社紹介
どうもアケドです。
エンタメの基礎研究所を志す株式会社Pictoriaで代表をやっているものです。
この記事を書く目的はただ一点。
SFに登場してくるようなAIキャラと、マトモに会話できる時代が来た。
AIは、人間を超えて、次世代のエンタメを提供してくれる。
という事実を、みなさんと共有したいということ。
よって平易に、技術的なことやディープ過ぎて一部の人にしかわからないことは基本的には省いて書いています。
ちなみに著者のアケドは何をやってる人間なのかというと、会社で紡ネンというAIで動くVTuberをプロデュースしています。今はYouTubeチャンネル登録7.4万超くらいですかね。
目指せ年内100万人!
なんか気づいたら界隈ができてた
AI VTuberではなくAITuber、という呼称が出てきたのは、今年2月頭だったでしょうか。
一昔前のバーチャルYouTuberかVTuberかみたいな論争を彷彿とさせますが、呼称が統一されたことにより一気にコミュニティ化した印象。
この単語を生み出してくれた方に感謝!
なんとなく、ChatGPT以前はAI VTuber時代、ChatGPT以降はAITuber時代と定義できそうだなと。
個人のAITuber開発者のみなさんが、今まさに大航海時代が始まったかの如く、自分の愛するAITuberたちの開発を始めています。明渡が観測するだけでも2023/02/23時点で、Twitter上に数十人くらいは居そうです。
彼らは互いに情報交換を積極的にしており、少なくとも応用技術においては一社独占できるようなノウハウはほとんどの場合無くなってきているようにも思えます。
予言します。この勢いであれば、あと数年で、AITuberの数はVTuberの数より多くなり、VTuberに対してお金を使う人よりAITuberに対してお金を使う人の数の方が多くなります。
根拠は単純。AITuber、普通に面白い配信増えてきてるからです。
AITuberとは何か
AITuberの仕組みとしては超簡単にいうと、
①AIを提供している会社のサービス
②YouTubeのコメントなどのデータを扱える仕組み
③キャラクターを動かす仕組み
④声をAIで出す仕組み
などを、なんやかんや合体したらVTuberっぽいものができたね!、というエンタメの新ジャンルです。
で、この中で一番重要なのは、①AIを提供している会社の提供サービス進化で、圧倒的にヤバいモデルが登場したことです。
具体名を出せば、OpenAI社が出したChatGPTや、GPT3などの登場ですね。Metaのblenderbot(2)などもありますね。
この動きは、アメリカだけでなく、各国企業全力出しているので、まだまだ進化したモデルがこれから出てくることが予想されます。
なお、AIに適切な情報をアウトプットして欲しい場合、情報のインプットの仕方を工夫する必要があります。
界隈ではインプットする情報をプロンプトと呼称しますが、AIにどう情報をいれるかの最適解を模索する人をプロンプトエンジニアと呼んだりします。
このプロンプトを調整することによって、例えばAI絵であればどんな絵を出力させるか、自然言語であればどのような言葉を返してくれるかが決まります。
AITuberの場合は、主にはキャラクターの性格・口調などの調整で使われますね。
ちなみに、ウチの紡ネンは、現時点ではまだ最新AIに対応できてませんので、以下の配信を見てもそこまで驚きはないかもしれませんが、イメージを掴むためにぜひ一度以下をご覧ください!
まだまだこれから、バチバチに配信を面白くしていくのでぜひご期待を!!!
結論、パラダイムが変わる
みなさん、このAI界隈の発展は、注視に値します。
今までは、AIに対して過度な期待する人が多かった。
今は逆に、AIに対して、人は過小評価をしてしまっていると言えます。
昔(一年前くらいまで)は、AIにこういうのやらせたい!的な発想は、AIのことをよく知らない人の方が期待値が高くなりがちでした。そしてエンジニアの方は、「そんなん無理に決まってるやろ!できるかもしれんけど成立する可能性は低いぞ!」というのを繰り返してきました。
それが今は、むしろなんでもできちゃうから、こういうことってAIでできる?という、発想の方のスピードを上げていかないといけなくなってきました。頭をやわらかくして、AIに祈りを捧げましょう。
また、応用範囲もとても広がりそうです。
AITuberだけでいえば、当然YouTubeに主戦場がありそうな感じがしますが、このコミュニケーションの仕組みは1 vs nだけでなく、1 vs 1、n vs nまで可能にします。
1 vs 1が発展すれば、例えばメンタルヘルスや介護現場など、社会福祉系に貢献することもそう遠くないことでしょう。
我々は一体なにを作っているのか?
結論、Love in the Next Universeを作っています。
2年前、AI VTuberを本業にするぞ!と言った時、周りの人の多くは狂ってる、絶対うまくいかないと言っていました。
今でも、まだ信じられない人がいるかもしれません。
でも、今まででは想像もつかなかった新ジャンルが実際に人を幸せにして、
普及し一般化したら、とんでもなく面白くないですか?
世の中が一変する様を見たくありませんか?
しかも日本から。
そう言った意味では、まずAI VTuberを作ることに合計◯億円という単位で投資をしてくれた既存投資家の方々に感謝を表明します。
投資としては、リスクの取り方がえぐい。大感謝。
(AI VTuberは去年、本田圭佑さんにもピッチさせてもらいました)
そして、まだ先の見えない業界にもかかわらず信じて付いてきてくれた社員や、お手伝い頂いているクリエイター、何よりもずっと紡ネンをはじめとしたPictoriaのAI VTuberをずっと応援してくれるファンの皆さんに、圧倒的感謝。
AITuberを作りたい!と思っている、個人や企業の方、どんなことでも良いのでぜひいっぱい問い合わせください!