エモコの話

今日はだいすきなsugarが会社を旅立つ日。

2年という短いあいだしかいなかったけど、
急激に距離が縮まり一気に仲良くだいすきになった。

彼女と仲良くなるきっかけになった仕事の時、
あたしと話している時は、
杏子の名前を指刺して
『この名前なんて読むんですかね〜？あんずこ？』
とか
最近の若者ことばを多用しているんだけど、
仕事の電話をしている時はびっくりするくらいちゃんとしてて、
すごいなぁーって感心してた。
( 自分が電話苦手なのもあるけど… )

その日は夏近くで、
夕方近くの空を見て彼女がひとこと、
『今日の空エモくないですか〜？』
って言ってきて
若いなぁって笑っちゃったんだけど、
その日のその場面はとても鮮明に覚えている。

一見、仕事出来なさそうな今どきのかわい子ちゃんなんだけど、
仕事は本当に出来るまじめな子だった。
もちろん、まだまだ出来ないところもたくさんあったけど、
がんばってる姿を見たら助けてあげたくなったし、色々やってあげたくなる。
そう思わせる子。
そして、ちゃんとまわりを気遣える子やさしい子。
( だから仲良くなれたんだけど… )

今の1年目( 明日から2年目になるわけだけど )は
びっくりするくらい気を遣えない子が多い。
仕事もお世辞でもできるとは思えない。

そう考えるとやはり彼女はすごいと思う。

きっと、どこに行っても彼女はやっていけるし
困ったことがあっても助けてもらえると思う。

たぶんきっと、彼女は成功する。
そう思う。

彼女が辞めることは会社にとってかなりのマイナスだと思う。
でも、ここの会社にいることは彼女にとってマイナスになる。

彼女のいない職場は淋しい。

もう会えないわけでもないんだけど。
でも、やっぱり淋しい。

大好きな後輩で、友達。

これは彼女へのラブレターだ。