ママの新しい交わり
今日は小2娘の学校がお休み。
運動会の振替で貴重な平日のお休みなのだ。
「貴重なお休みだし、少しくらい賑やかになってもいいよね?」
住人の方々は皆お仕事だし、賃貸暮らしの我々にとってこの平日のお休みは贅沢で貴重な日なのだろうと思う。
そんな贅沢な日に娘の同級生3人に声をかけ、たこ焼きパーティを楽しんだ。
同級生のY君、Mちゃん、Nちゃんとそのママ達と一緒に。
そんな楽しいたこ焼きパーティの中で、「そうだよな・・・」と客観的に捉え直す光景があったので書き留めておこうと思う。
クルクルしないママたち
たこ焼きを焼いてクルクルする。
これがたこ焼きの醍醐味で、一番楽しく充実感を感じるところではないだろうか。
しかし、Y君のママ。Mちゃんのママ。Nちゃんのママは一向にクルクルしない。
「アレッ?」っと少し戸惑う妻。
妻がひたすらクルクルし、子供たちママたちのお皿にたこ焼きを運んでいく。
3人はどうやら「いただきます!」専門のようだ。
3人のママは料理が非常に苦手で、家庭では旦那さんが料理役を担っているよう。
「料理が超、超、超、苦手!」
そのような心理が、果たしてこれほどまでにクルクルしないことに影響するのだろうか?
そんな少し不思議な気持ちになりながらも、「そういうものだよな」と妙に納得したところもある。
交わることのなかった人との出会い
クルクルしないママたちを批判しようという気持ちは一切ない。
むしろ新鮮な感覚を感じ取っているといってもいい。
一般的に「〇〇しないと」「手伝うのが当然」といった声が多そうだが、
その一般的はただ単に、自分と近い価値観の人たちで構成されたグループにいたからにすぎないのかもしれない。
・明るくてアグレッシブルなY君のママ。けれど、苦手な分野には消極的。
・活動的ではなさそうだけれど、包容力と落ち着きのあるNちゃんママ。
・体力的に弱く力強さはないが、マイペースで淡々としてそうなMちゃんママ。
・料理はチャチャっと作れてしまう妻。
皆それぞれ違ったタイプのママたち。
「同級生で保育園も一歳から同じ」という共通項目がなければ、
このような交流に発展しなかっただろうと容易に推測できる。
今回は「料理」というテーマだったからこそ、料理の得意な妻が自然と筆頭役になっただけかもしれない。
こういった機会がなければ、交わることのなかったであろうママたち。
たくさん笑い、ケンカをし、ママから叱られ、仲直りを繰り返した子どもたちの賑やかな休み。
「次はいつやるの?」
この子どもたちの質問に、「うっ!」っと言葉を詰まらせていたママたち。
お疲れ様でした。