キラキラしたチョコレート
先日、大型アウトレットモールでリンツ(スイス発祥のチョコレートブランド)
のお店に立ち寄った時の話。
チョコレートブランドの「リンツ」はご存じでしょうか?
おそらく、女性の方や甘いものが好きな方には認知されているチョコレートブランドではないでしょうか。
店舗数もそこそこあるので、ショッピングモールやアウトレットモールで目にしたことがある方もいることでしょう。
実店舗に行ったことがないという方でも、いただきもので食べたことやブランドとして認知していなくても、見たことがある人も多いかもしれない。
(輸入食品のKALDI(カルディ)やコストコで目にしたことがあるかも)
わたし自身も「リンツのチョコ食べたことある?」と聞かれると、
「た、たぶん・・・」と答えてしまうことだろう。
チョコが好きな妻が買ってきて食べていたような気がする。
そんな記憶レベルのわたしが初めてリンツの店舗を覗いてみて、
想像以上に気分がワクワクした体験だった。
チョコの量り売り
お店に入るとドンっとチョコレートがたんまり入ったケースがある。
そこから好きなチョコレートを手でつかみ、計量用のふくろに入れていく。
リンドールであれば、一つ100円くらいだろうか。
GODIVAに比べるととてもリーズナブルながらも、
高級感はあり、なんせキャンディのような包み紙がキラキラしていてかわいいのだ。
7歳の娘はお店に入るや否や、
何ができるところなのかを理解したのだろう。
真っ先にビニール手袋をとり、つかむ気満々。
大好きなチョコレートということもあるが、
何と言ってもあのキラキラしたものには心が踊るのだろう。
とても楽しそうに、どのチョコレートにするかを選んでいた。
チョコレートの価値 + ワクワクするエンターテイメント性
友達や家族で一緒に選ぶと、それだけでいい思い出になりそうだ。
もし美味しかったらどうしょう
「もし選んだこコレが予想以上に美味しかったらどうしょう・・・」
そんな言葉を発していたのは、量り売りでチョコを選んでいた20代の男性だ。
カップルのようだが、各々が計量袋を持ってチョコを選んでいる。
「もしコレが予想以上に美味しかった場合、一つしか買ってなかったら後悔するよなぁ」
「でもこっちも気になるし・・・」
恋人は少し呆れている。
「早くしてよ!」
そんな言葉が今にも放たれそうな空気感に、見守っているこちら側は少し笑えてきた。
なんだか幸せな空間と時間。
そう感じた瞬間だった。
家に帰り、子供たちは選んだチョコの中から今食べたいものを一つ選ぶ。
くるくると包み紙をはずし、味わいながら食べる少し濃厚なチョコレート。
「おいしい!」と言って満足のよう。
スーパーで買うチョコレートと違い、一粒で満足感が得られるチョコレート。
「解けないように冷蔵庫に入れておく」
と言って宝石を片づけるかのように冷蔵庫を開ける娘。
「また行きたいね」