何度でも言うけど台湾がめちゃ楽しかった話
さて、イギリスのYMSビザが再び抽選で外れてしまったり、それならばとカナダのICIビザを全て自力で手続きしたりと、そんなこんなで再び海外、今回はトロントへ飛び出しました。
前回の死ぬほど長いマルタロンドン留学記のnoteを読んでくださった方から
「割愛されてたエピソードも読みたい」といった旨のお声を何人もの方々から頂けて
「よーし!」と思っていたのに、いや、いるのに。。。
なかなか書けない。
そもそも私は予定をぎゅむぎゅむに詰めて朝から晩まで駆け回るのが好きな人なのもあり、空き時間は勉強したかったし、
書く時間を捻出できない。。はぁ。
出国直前に、今をときめく作演出家の國吉咲貴ちゃんとお茶をして。
物書きのひととか、0から1をクリエイトする人は本当に素晴らしいなと改めて尊敬の念を抱きました。
私は1からどう2にするかとか
1から30にする方法はないかとかを研究するのは夢中になるくせに
自分で創作して発信することにはいかんせん継続力がない。あと自分が創造したものにそんなに自信がない。
だけど折角の貴重な体験、宝箱のような思い出たちを記録したい。書きたい。
そんな私に必要な原動力、それは
鮮度
です。
まだ新しい鮮やかな記憶のうちに書かなくてはと焦ること!
ということで台湾を後にして、トロントへ向かう機内でこれを書いています。
ってことを書くためだけの長い前置きでした。
フライト、14時間くらいあるから。
じっくりいきます。
たぶん今回の記事も長いです。例によって寄り道ばかりになりそうですが、お時間あるかたはぜひお付き合いください。
今乗ってる飛行機、大手航空会社ですが、
イタリアでの格安LCCとか座席が縦4列しかない、自家用?って思うくらいちっさくて揺れやすいスリリングな飛行機にも何度も乗ってきた私の人生の中でも、ずばぬけて横揺れとふわっと落ちていく感じが半端なくて、周りもざわざわし、「あ、これで死ぬかも」と思って冥土の土産に一応台湾ビールを注文して煽っておきましたが生きてます。よかった。
別にパイロットさんの技量ではなく天候とかなんだろうけど…。
同じ航空会社だけど、一方で成田から台北に行くときのフライトが神がかっていました。
台北に近づくと窓からオレンジ色の月が綺麗に見えて。
と思ったら、オレンジ色の灯りが無数に輝く台湾が見えて。
そこでロマンティックな音楽が流れるという謎の憎い演出があり。
そして着陸が素晴らしくスムーズで、え?いつ地面に着いたの?って感じで。
この着陸がめちゃくちゃ上手な操縦士さんがもしも自分の恋人だったら、めちゃくちゃ誇らしいなと無意味な妄想をするほどでした。着陸が上手なパイロットの恋人。来世に期待。
人生初、日本以外のアジア圏に上陸し、キョロキョロしながら深夜バスとタクシーを使って台北市内に出たのですが、桃園空港は綺麗で表示もわかりやすかったし、どちらの運転手さんも英語が通じて助かりました。
(綺麗な桃園空港)
バスの窓からみる街並みは、日本を良い意味で少し雑多に趣き深くした感じで、でもセブンイレブンやファミリーマートが沢山あって不思議な感じ。
セブンイレブンにも入ってみましたが、日本の商品と台湾の商品が半々くらいに混ざっていてこれも楽しかったです。
飲みやすい台湾のビールと羊羹みたいに甘いポークジャーキーなどの謎のおつまみを楽しんだ後は早々に休んで、
翌朝は現地の友人に付き合ってもらって屋台?の朝ごはんを食べに行きました。
ほんのり甘い豆乳が寝起きの身体に染み渡って、めちゃくちゃ美味しかったです。
卵焼きを巻いたおもちみたいなのも絶品。
友人曰く、台湾の人たちは朝ごはんを大切に考えていて、しかも外食することが多いんだそう。私も普段から朝はごはんを楽しみに起きて、満腹になるまでがっつり食べないと家から出たくないくらい朝ごはん大好き派なので、台湾最高!と一気にテンションが上がりました。
MRT(台湾の電車)の切符の買い方と、おすすめの食べ物屋さんをいくつか教えてもらってから出勤する友人と別れ、
まずはTwitterでも行くと公言したサンリオショップへ。
推しのポムポムプリン先生に台湾でお目にかかれたのは嬉しかったけど、私が行ったショップには台湾限定のプリン先生などは特に見当たらず、日本から来たグッズのみだったので、特に何も買わず、辿り着けたことに満足して再びMRTに。
ちゃんと路線名はあるんだけど、色で表示されていて旅行者にもすごく分かりやすくて親切。
あと漢字は馴染みがあるからちょっとは意味もわかるし。
おすすめしてもらった東門というところの食べ物を食べたかったのですが、
まだお腹が空いていなかったので近くをお散歩。
大通りは東京みたいな雰囲気だけど、
市場に一歩足を踏み入れると一気に趣きが。
見知らぬ土地を一人で巡ると、ぶわぁぁとアドレナリンが出るのを感じます。
これだから一人旅はやめられません。
でもこんなときに限ってなかなかお腹は空かず、一通り歩き尽くし、、
万年肩は凝ってて困っているのですが、けっこう全身疲れてるなと思い、折角なので本場のマッサージにふらっと入ってみました。
安いし、日本語使えるって書いてあるし。
実際日本語よりも英語の方が通じたのですが、ここが、めちゃくちゃめちゃくちゃめちゃくちゃ良かった!!!
本当に肩が凝りやすくてガチガチで、これまでも日本で整体やマッサージにも色々行ってみたけど全然効果がなく、「強めでお願いします」ってどれだけ言っても全然足りなかったんだけど、
台湾のおばちゃん、容赦なくやってくれて、それが最高だった。。痛いの苦手な人は無理だろうけど、、私は正にあれをずっと欲してた。。
足裏とか押されすぎて「ぐちゃっ」って音がして、え、骨?砕けた??と一瞬思ったけど 笑 もちろん砕けてませんでした。ほんとに全身軽くなって、久方ぶりに肩凝りがなくなって、夢のようだった。。
いまだに揉み返しとかも無く完璧。
おばちゃんにめちゃくちゃ感謝を伝えてお店を出ました。
また台湾に行ったら同じお店行きたい。
身体の軽さに小躍りしてたらいい感じにお腹も空いてきたので、友人が勧めてくれたお店めぐり。
牛肉麺。
お肉がトロットロだった。。最高。
デザートにマンゴーかき氷。あれ、牛肉麺より値段高いじゃんって頼んだあとに気づいたら、おばけみたいなサイズで出てきてびっくりした。笑
隣の席では巨漢が二人で背中を丸めてひとつをシェアしてました。
私もまた行く機会があれば誰かとシェアしよう。。美味しかったけどさすがにお腹が冷えた。笑
台北駅に戻り、空港まではMRTで帰りました。これもまた快適。
来るときの飛行機が遅延したので着陸から次の離陸まで19時間もないくらいの滞在でしたが、めいっぱい楽しめました。
空港内で待って普通に乗り換える選択もあったけど、市内に出て本当に良かった。
(免税店エリアには豚が飛んでる。可愛い。)
千と千尋のモデルになった九份にも行ってみたかったけど、なかなか台北からも離れてて今回は断念したので次回はぜひそっちも併せて観光したいです。
あと飛行機で気づいたけど、台北とトロント の時差はちょうど12時間なので、腕時計の針はそのままで良いという小さな嬉しさ。
ではでは、トロントに到着しました。
観光気分はもうおしまい。
ここからが頑張りどころ。
がんばってきます。まずは、生活。
生き延びるぞ。そしていっぱい勉強しよう。