【社長インタビュー】Picksの運営ってどんな人?
こんにちは、Picks Times編集部です!
今回はPicksを提供している我々、株式会社DIRIGIO 代表の本多祐樹に対し、創業の思いや今後の展望についてインタビューしてみました!
本多祐樹 プロフィール
株式会社DIRIGIO 代表取締役CEO
25歳(1995年生まれ)
慶應義塾大学経済学部卒。
2016年に株式会社DIRIGIOを創業し
モバイルオーダー&ペイプラットホーム「PICKS」の運営を開始。
開発以外の全分野を担当。
■Picksをはじめたきっかけは?
大学時代のレストランでのアルバイト経験からですね。働いていたレストランではテイクアウトを電話で1件1件受注していたんです。テイクアウトは飲食店側の「料理を通して様々なシーンでお客様に笑顔になってもらいたい」という想いで生まれたサービスですが、正直忙しい時だと電話を取るのも大変で、これを「テクノロジーの力を使えば解決できるのでは?」という想いから、起業/サービスの提供に至りました。
元々「先頭に立って仲間と何かに取り組む」ということが大好きなので一気に起業しちゃいましたね。当時学生だったのでリスクもないですし。笑 あの時動いて本当に良かったと思います。ちなみに社名の「DIRIGIO」はスペイン語で「演出する、指揮する、リードする」などの意味があり、「チームみんなで新しい体験を演出したい」という思いを込めて付けました。
■Picksで解決したいテイクアウトの課題
大きく3つの課題を解決したいと思っています。
①販促チャンネル
店内飲食であれば食べログさん、デリバリーであればUber eatsさんなど、様々な飲食店様の情報を横断的に見ることができるプラットフォームがあります。一方でテイクアウトは全国で50%近くのお店が対応しているにも関わらず、情報がまとまったプラットフォームが確立されていないんです。飲食店様各々のSNSやHPだけでは集客に限界があるため、「お客様が情報に横断的にアクセスできるサービス」の提供を目指しています。
②待ち時間
従来のテイクアウトにおける待ち時間は2つあります。1つ目は「料理の注文から受け取りまでの待ち時間」です。レジで注文するタイプの飲食店様の場合お客様が店に着いてから調理が始まるので、料理が出来上がるまでの待ち時間が発生してしまします。2つ目は人気な飲食店様などによくある「お店に入るまでの待ち時間」です。飲食店様によってはテイクアウトの注文も店内飲食と同じ行列に並ばないといけないため、そもそもレジで注文するまでに時間がかかってしまします。Picksでは事前に離れた場所から注文ができるのでお店で待ち時間なく料理が受け取れます。
③注文チャンネル
これは私がPicksを始めるに至った原体験でもお話ししたように、テイクアウトの注文を事前に電話やファックスで受け付けている飲食店様が少なくありません。事前に注文を受けることで②の「お客様の待ち時間」は減らせるのですが、飲食店様側は電話を取ったりファックスを印刷するために人的コストがかかりますし、ミスの原因にもなります。Picksでは飲食店様の端末に注文が入るためキッチンスタッフが直接注文を確認することができ、ミスも起こりません。お客様もスマホ操作だけで注文が完結するため、オフィスや電車など、電話が難しい環境でもお使いいただけます。
■テイクアウトの課題解決の先にPicksで実現したいこと
お客様と飲食店様、それぞれに対して思いがあります。
まずお客様に対しては新たな体験を創造したいです。テイクアウトが身近に、便利になることによって、例えば「有名店の料理が並ばずに食べれる」とか「一人で店内で食べるのは恥ずかしいけどテイクアウトなら」とか「在宅勤務の気晴らしに散歩がてらお店に料理を取りに行く」とか。スターバックスが「空間」を、ディズニーが「夢」を提供しているのと同じです。Picksがやっていることは「オンラインサービス」ですが、その先にある「オフラインの体験価値」を高めて行きたいと思っています。
飲食店様に対しては、まずは足元のコロナを一緒に乗り越えることですね。Picksでは昨年も加盟飲食店様のプラットフォーム使用手数料を無料にしたり、自社のSNSで加盟飲食店様のご紹介をするなど、少しでもお力になれないかと奮闘してきました。特にテイクアウトは「軽減税率」が適用されていたり、「緊急事態宣言」や「まん延防止等重点措置」の中でも時短要請に適用されないなど、飲食店様の活路になっていると思います。今後も売上管理や設備の充実など様々なサポートをさせていただき、一緒にコロナを乗り越えていきたいと思っています。
■「コロナ後」のテイクアウトの未来についてどう考えていますか?
テイクアウトを始めるお客様と飲食店様はどんどん増えていくと思います。
お客様からすると「テイクアウトって便利だよね」「こんなシーンで使えるよね」というイメージが定着するため、ニーズが残り続けると思っています。在宅勤務を継続する意思を固め、本社ビルを売る会社が増えているのと似ていますね。コロナ後だと「みんなで大皿をテイクアウトしてAirbnbでどんちゃん騒ぎ」なんてのもできますね。
飲食店様からしても「お客様のニーズに応える」というのはもちろんのこと、「利益率をあげる」「オペレーションを改善する」という観点でも継続するメリットがあります。「テイクアウトをすると店内飲食が減るのでは?」と思われる方もいると思いますが、「自炊するよりテイクアウトでお店のご飯」といった店内飲食以外のニーズの流入や「テイクアウトで食べておいしかったから今度はお店で」という広告としての機能も見込めるため、テイクアウトには大きな可能性が秘められていると思っています。
終わりに
今回は代表の本多にインタビューし、Picksに秘められた思いを記事にさせていただきました。Picks Times編集部ではPicksに関わる様々な方の想いを聴き、真のパートナーとなるべく活動して参りますので今後とも、引き続きよろしくお願いいたします!
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