だしオンリーで本格漬け物!万能「千代の一番だし」を使ったきゅうりの浅漬け
こんにちは! 「アマチュア漬け物研究家・漬けもナー」です。
今日は万能和風だし『千代の一番』で作るきゅうりの浅漬けに関するお話。
先日、スーパーの調味料コーナーをウロウロしていると、ひときわ輝くゴールドのパッケージに目を奪われた。
その名も「万能千代の一番だし」というだしパックだ。
どんな料理も説得力のある本格派に!
神々しく輝く金色のパッケージを見ていると
「んー、どっかで聞いたことあるような……」
とかすかな記憶が蘇ってきた。
■おばあちゃんの煮物の秘密
そういえば、かなり前に妻の親戚宅へお邪魔した際、そこのおばあちゃんが使っていた商品だったことを思い出した。
夕食に出してもらった煮物があまりにもおいしく、どのようにだしをとっているのか尋ねてみたのだ。
すると、おばあちゃんは
「あー、千代の一番よ」
とクールに一言。
あまりにも当たり前のようにおっしゃるので、それ以上は詳しく聞けず
「あーそうなんですね。チヨノイチバン。
あれでこんなにおいしく仕上がるんですねー! アハハ……」
と知ったかぶりをしてしまった。
■用途は無限大!ティーパック方式で簡単本格ダシ
それから数年のときを経て、ついにスーパーの奥地で実物を発見したというわけだ。
ティーパックのようにお湯につけるだけで簡単に本格的なおだしがとれる優れもの。
パッケージを開けてパックを取り出すと、見た目は麦茶そのものだが、触ると指にだしの香りがつき、その指でさえなんだかおいしそうに感じられる。
パッケージの裏側には使用の目安が細かく書かれており、なんとそのまま野菜に振りかければ漬け物にも使えるとのこと。
汁物はもちろん、おにぎりからチャーハンまで何でもござれだ。
材料はだしと塩1つまみだけでOK
千代の一番の浅漬け。
材料は
きゅうり4本
塩ひとつまみ
千代の一番だし1包
のみ。
余計なものはいらない。
だしにすべてのうまみが詰め込まれているのだから、
きゅうりは斜めに薄切りして、ジップロックへ。
軽く塩をもみ込んで、千代の一番を振りかけ、冷蔵庫に入れるだけだ。
煽情的な香りにすっきりとした味わい
6時間ほどが経過し、ジップロックを開けてみると、中からは深みのある魚介ダシの香りが漂ってくる。
すでにきゅうりがしんなりとして、程良く漬かっている印象だ。
そして、とにかく香りが抜群。
決して攻撃的ではないが、人間の本能をダイレクトに刺激するような煽情的な香り。
どんなに食欲がない人でも、この香りをかげば思わずご飯が欲しくなってしまうのではないか。
まるでイソップ物語の『北風と太陽』のような気分である。
燦燦と降り注ぐ陽光を浴びた旅人のように、耐えきれなくなった僕は白飯を茶碗についでいた。
しゃきしゃきとしたきゅうりの歯ごたえと、噛むたびに鼻の奥へと広がる複雑なダシの香り。
塩分は決して濃くないが、だしの味わいによって満足感が生まれ、これだけで充分に主菜になってしまうような存在感である。
『感動を超えてゆく』千代の一番のホームページに飛んでみた
千代の一番だしは「株式会社千代の一番」が取り扱う主力商品だ。
ホームページにアクセスすると、いきなり真っ黒の画面に「感動を超えてゆく」という文字が飛び出してくる。
予想以上のスタイリッシュさ。
■千代の一番だしのコンセプト
千代の一番ダシの開発コンセプトは、「誰でも簡単プロの味」というもの。詳しい経緯は次のとおりだ。
だからこんなに簡単で美味しく仕上がるのか。
そして、だからおばあちゃんは当たり前のように「千代の一番よ」と答えたのか。
「そりゃ千代の一番使ってんだから美味しいわよ。そんなに語ることはないわね」
というわけである。
■国内産で厳選された原材料
千代の一番だしには、
鹿児島県山川産の一本釣り鰹の本枯れ節・荒節
大分県産の原木栽培椎茸
道南産の天然真昆布
をはじめ日本各地の厳選した原材料が使用されている。
海と山の恵みがふんだんに詰め込まれたティーパックは、パッケージに引けを取らない黄金のだし汁を生み出す。
だしそのものがストイックに追求されているからこそ、家庭ではシンプルな調理法でも、本格的な料理を作れるということだ。
■千代の一番おすすめレシピ
公式ホームページでは、千代の一番を使ったレシピが公開されている。
あまりにも種類が多いので、すべてを試したわけではないが、個人的におすすめだったのは
焼うどん
茶碗蒸し
白菜サラダ
の3つだ。
すでに400種以上のレシピが紹介されているが、千代の一番の実力を知るには、やはりシンプルな味つけのものが適しているのだ。