見出し画像

【報酬どうなる?】DeFi「Platypus(PTP)」が“ 金利モデル ”導入※3月から

※この記事は「さいとう×仮想通貨ニュース」の台本です。本編が気になる方は、下記ラジオをご視聴くださいませ。
>>10分で聞き流し

■テーマ

Platypus(PTP)が3月から導入する「金利モデル」について深掘りします。

■背景

・「金利モデル」が22年3月〜導入される
・報酬とプールバランスの調整をするため
・悪意ある操作も防ぐ仕組み導入

■Platypusとは?

・Avalanche基盤のステーブル系DeFi
・11月〜α版、1月〜β版を発表している
・4つの報酬モデル
→利回り LP
→マイニング PTP
→ステーキング vePTP
→ブースト 貢献度に応じる

Platypusを実際に使ったレビュー記事も書いておりますので、まだ触ってない方は目を通しておきましょう。

→【利回りがブースト!】仮想通貨のPlatypus(PTP)の特徴と稼ぎ方を解説。【レビュー】

■「金利モデル」

Avalancheチェーンで動くステーブル系DeFi「Platypus」が、新しい機能を今年3月から導入していきます。

それが、「金利モデル」。

流動性マイニング報酬を調整することで、流動性プールのバランスの偏りをなくす目的があります。

これは、DeFi史上初めてのことと言われています。

■年利「高or低」=PTP報酬「高or低」

このモデル導入によって、どのプールに資金を入れても、「損」するユーザーが出づらい仕組みになります。

ポイントは、年利によって生まれるプールバランスによって、PTP報酬を決めるからです。

例)
・DAI.e 年利10%
・USDC.e 年利8%

と仮定します。

✔︎今まで

→DAIの方が年利高いから人気
→多くが、USDC→DAIに変える
→プールのUSDCが増え、DAIが減る

年利の高い低いで人気が決まり、
プールバランスが偏っていた!

✔︎金利モデル導入後

→プールバランスによってPTP報酬決まる
→DAIのPTP報酬 < USDCのPTP報酬
→USDCの方が、多くPTPもらえるなら...
→人気度が分かれづらくなる!

・年利低い=PTP報酬高い
・年利高い=PTP報酬低い

プールバランスでPTP報酬決めることで、プールバランスが偏りづらくなるんですね。

■悪事も防ぐ

また、その調整度合いも最大値を設けています。

それにより、PTP目当てで大量の資金を交換して、わざとプールバランスを偏り持たせても、PTP報酬は一定以上にならない仕組みです。

画像1

■「公正」を目指して

このモデルがあれば、Platypusがだれでも「平等」に使えるプラットホームになります。

まだまだ新しいプラットホームですが、こういったユーザーファーストな改善は、嬉しいところ。

こう言った動きを見ると、今後もまだ成長していきそうなプラットホームか?と感じるので、期待して使っていきたいところですね。

では。


▼LINEでニュース受け取る


いいなと思ったら応援しよう!