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DeFiの発展と、そこから見える問題点を考察してみた。
※この記事は「さいとう×仮想通貨ニュース」の台本です。本編が気になる方は、下記ラジオをご視聴くださいませ。
>>10分で聞き流し
■テーマ
DeFiの問題点と解決策を、最近出てきたモノから考察します。
■背景
DeFiが生まれたことで、金融システムの運営に仲介いらなかなりました。
✅自由になる→だれでも預けたり、銀行作れる
✅便利になる→国境問わない、管理されない
✅稼ぎやすくなる→仲介金取られない、利回り高い
ありがたいことに、ぼくもDeFiのおかげで、かなり高い利回りで運用できるのはもちろん、毎日楽しく学ぶコトができてます。
しかし、問題点もあるのも事実。
問題点というと、
・ハッキング
・規制される
・資金の持ち逃げ
...などのリスクもあります。
が、今回はそういったよく聞かれる問題でなく、「構造」から考えてみました。
この問題を解決すべく生まれている最近のトレンドも交えながら話しますので、参考にしてもらえるとうれしいです。
■聞くメリット
・現在のDeFiの問題点
・新しく出てきているモノ
・どうなっていくか?
■問題点
結論、ユーザーが離れていきやすいことかなと。
例)
USDCを「年利5%」で預けている
↓
新しく「年利20%」で増えるところが登場
あなたはどうする?と聞かれたら、乗り換える人も生まれるはず。増える方を選ぶのは、普通ですからね。
しかし、ここが大きな問題点。
年利や便利さで、ユーザーが離れていきやすい。つまり、現状年利などで多くのプロジェクトが競ってしまうんです。
長期で付き合ってくれるユーザーがいないんです。
■解決策
解決策として、「veトークン」が出てきています。
▶︎veトークンとは?
→長く使うほど貯まる「貢献ポイント」のようなモノ
→多く持ってるほど利回りや投票力が上がる
例)
カフェでポイント貯まる場合
・今日から通う
・1ヶ月前から通う
後者の方が多くポイントは貯まってるはず。
前から長く使ってくれるほど、割引やクーポンをもらいやすいですよね。
✔︎一例が「Platypus」
・ステーブルコイン交換、預入
・PTPステーキング→vePTP貯まる
・vePTPに応じて、利回り↑
もし大量の資金を後から入れても、初期から使ってたユーザーのvePTPを追い抜くことはむすがしい。
ありがたいことに、vePTPを初期から貯めていたので、USDCを年50〜60%で回せています。
これからもvePTPが貯まって、利回り上がると考えると、ふつうに長く使おうと思えますよね。
こういった、長期で付き合ってくれるユーザーに「veトークン=貢献ポイント」を配る仕組みが、DeFiに生まれています。
👇vePTPの貯め方
→【利回りがブースト!】仮想通貨のPlatypus(PTP)の特徴と稼ぎ方を解説。【レビュー】
■未来予想
では、これからどうなっていくか?
長期で付き合ってくれるユーザーにリターンを配る「veトークン」がいろんなプラットホームで生まれるのでは?
と考えています。
・ユーザー側:稼げる、投票力上がる
・プラットホーム側:長期で流動性提供してくれる
といったWIN-WINの関係が生まれるから。
先ほど例に挙げた以外にも、
・Trader Joeの「veJOE」←今後ローンチ
・BENQIの「veQI」←今後ローンチ
※どちらもアバランチ
といったモノが出てきています。(すべては追えてませんが...)
BNBチェーン(旧BSC)のPancakeSwapやVenusとかでも、この流れは来るとも考えています。
ぼく個人としても、
・PancakeSwap
・Trader Joe
あたりは長期で使いたいとも考えてますので、この仕組みが導入されたらさらにうれしいです。
これからもっとDeFi発展すると考えると、
・ポイントがたまらないカフェ
・ポイントが貯まるカフェ
で後者を使いたい人が増えるように、「veトークン」の仕組みがある意味DeFiを選ぶ人が増えそうですね。
では。
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