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【実装完了】4年ぶりのビットコインアップデート「Taproot」

→5分で聞き流し


こんにちは、さいとうです。


🔽要約

・「シュノア署名」で、プライバシー↑・セキュリティ↑・スピード↑
・複雑な取引も、単純な取引と同じように記録
・複数の取引を、1つにまとめる

■4年ぶりのアップデート

ビットコインネットワークが、4年ぶりにアップデート完了しました。

アップデート名は「Taproot(タップルート)」。植物の茎から伸びた主根を意味します。

これによってビットコインのネットを、
・プライバシー
・セキュリティ
・スピード

が向上したといいます。

■主に2つの技術を導入

今回のアップデートでの改善点は2点。

・シュノア署名

まず、デジタル署名から「シュノア署名」に変更したことで、スピードやセキュリティが高まるといいます。

取引を複雑なものも、単純なものと同じように、1つにまとめて記録できることで、スピードが上がると言います。

今まで、ビットコインは、全ての取引履歴が、単純なものも、複雑なものも、連なって記録されていました。

これが、複雑なものが1つにまとまるとこで、処理が早くなるといいます。

・マークル化抽象構文木(MAST)

取引の匿名性を高めて、プライバシー強化につながるといいます。

今までは、どこの場所で取引されたかも記録されていましたが、そこを分からなくしてくれることで、プライバシーを強めます。

■今後は

すべての開発者が、タップルートに対応するのは、時間がかかります。

4年前のアップデートに対して、全体の半分が対応するまで、2年かかったように、今回も時間がかかります。

対応しながら、ビットコインネットの拡張性が高まっていくことが、期待されます。

■思うこと

このアップデートで、ビットコインネット上でスマートコントラクトが、しやすくなりました。

これから、ビットコイン基盤のDeFiプロジェクトも、期待したいです。

今までイーサリアム上でビットコインを使いたい場合、wBTCを使っていましたが、純正のBTCが使えるようになったりするので、利便性も高まりそう。

楽しみです。

では。


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