老舗企業からスタートアップへ!熱血営業マンのアツい思い
こんにちは!PICKの篠澤です。
今回は社内で”大ちゃん”のニックネームで親しまれている佐藤大智さんにインタビューをしたいと思います。学生時代はバレーボールでならした巨体でPICKFORMの営業に邁進する佐藤さんの素顔に迫ります!
経歴
これまでのキャリアを教えて下さい
これまで5社の企業を経験してきております。新卒では自社開発の投資用マンションの販売営業の会社に就職しました。不動産業を選んだ理由は単純で、成績を残せば大きく稼げる業界で自分の力を試したいと思い挑戦しました。こちらの会社では電話営業で個人のお客様に営業かけてアポイントを取って商談を組んで、マンションを販売するというような営業をやっておりました。
―実際に投資用マンション販売をやってみていかがでしたか?
正直にお話するとめちゃめちゃきつかったです。でも、この業界だからこそセールスの基礎を身につけられたというところもあって。無理やり売ろうとして売れる商品じゃないんですよね。この商品はお客様にとってどういう形で良い影響を与えられるか、お客様のことを真剣に考えて提案する事が必要なんです。営業が当事者意識を持つスタイルの営業ですね。これができるようになったのが大きな財産でした。
2社目は社宅の賃貸仲介を行う不動産会社に勤めました。法人相手に一部屋から一棟の寮を借りていただいたりする営業です。社歴の長い会社だったので既存の取引先はたくさんあったのですが、売上の向上を目指して新規顧客開拓の部署を立ち上げました。成長している企業には福利厚生や社員確保のために寮を新規で確保したいというニーズがあります。また、転勤時の住宅の確保などがあるケースもあります。そういった企業様を探し出して不動産仲介を受注してきます。
―新規の営業がないとは珍しい会社だったんですね
50年近くやっていた会社なので、創業当初から付き合いがある所とかそういうところばっかり取引していたんです。そのせいで売上が伸び悩んでいたことが会社の課題でした。そこで私が手を挙げて新規開拓の部署を立ち上げたんですね。今までやってこなかったので、新規営業の手段がなにも無い状態からのスタートです。私は電話営業をこれまで死ぬほどやってきたので、ちょっとアナログなんですけれども、帝国データバンクや四季報を見て電話でひたすらアプローチしていきました。売上も初年度で1,700万ほど上がり、二年目はチーム化し4,000万近く売り上げました。会社にもそれなりのインパクトを与えることができました。
一旦不動産業界の営業の仕事はやりきった感覚があったので、次は不動産テックの会社に転職いたしました。IOT製品とそれに付随した管理システムの販売を行っていました。インサイドからフィールドセールスまで一気通貫して見るマネージャーをやってました。こちらでも入社初月に1000戸規模で物件を所有している企業様から契約をいただくことができました。
しかしこのタイミングで過去一緒に仕事をしていたメンバーから、会社がピンチなのでどうしても仕事を手伝ってほしいとの依頼を受け、一時的にまた社宅の仲介業の会社を手伝う事になりました。そちらでまた新規営業部隊の立ち上げを行い、再び不動産テック業界に戻りました。不動産登記情報や調査の会社でセールスを行い、その後PICKに参画することになりました。
なぜスタートアップに転職しようと思われたんですか?
特に大手やスタートアップなど、会社規模を意識して転職はしていません。これまでの経歴もそうですけど、会社の規模の大小に関わらず、常にチャレンジしてしていける環境があるところでやってきて、実際に実績も残せることが生きがいなんです。私には家族もいるので、安定性の高い環境を選択することも重要なのかもしれませんが、人生一度きりしかないので後悔しないように自分の直感を信じてスタートアップにチャレンジしようと思いました。
もう1つの理由は、不動産屋で働いてる中で感じた業界課題を解消していきたいと思っているからです。非効率がたくさんあると常々感じながら働いていたのですが、中にいては一社しか変えられないと思い、外から変えて業界全体を良くしたいと思い、それを実現できる環境を探していました。
―具体的にどんな課題を感じられてますか?
やっぱり全体的に紙文化であることが生産性を落としていると思います。契約周りも全部紙だし、お客様に提案する時もいちいち印刷をしていましたしね。また、顧客管理もExcelだったりとか他の業界に比べアナログなところが多いと感じていました。そこを変えれば絶対に売上はもっと上がる業界だと確信しています。
数多の不動産テックがある中でPICKに入社を決めた理由を教えてください
業界課題を理解したプロダクトを提供しているところですね。SaaS領域では珍しく不動産業界出身者が多く在籍していて、実際に社員が不動産屋時代に課題を感じていた経験を反映させたプロダクトを自社開発して顧客に提供しているところに魅力を感じました。レガシー産業へDX化が進まない要因は、本当の意味でお客さんの課題感を理解してない部分が大きいのかなと理解しています。ここがインサイダーとして理解してプロダクトに反映しているところに魅力を感じました。また、企業としてのカルチャーも自分にあっていると感じました。
実際に入社してみてギャップってありましたか?
ほとんど無いというのが正直なところです。カジュアル面談から最終選考、内定後に至るまで面接官や経営陣に納得いくまでとことん擦り合わせに付き合って頂いたので、入社した今もあまりギャップは感じていません。
PICKに前職の先輩がいるのですが、社風とか働き方、文化も含めて事前に聞いてた通りでしたね。すごく社員同士の仲が良く和気あいあいとした空気はありますが、皆が数字に対して非常に高い達成意識があります。全員で会社を拡大していくぞというようなやる気を全社員が持っていて、指示待ちではなく、どんどん自分からやっていくぞっていうチャレンジする文化があります。
あえてギャップを言うとすれば、ベンチャーなのでセールスだけにとどまらずいろいろなことをやらなければならないと思っておりましたが、例えば採用などの業務もやる機会があり、以前の会社よりも多岐にわたる業務に挑戦できる環境なのだなと思いました。
現在の業務内容を教えて下さい
リード獲得からいわゆるインサイドセールスとフィールドセールス、CSまで、セールス全般をやってます。クライアントは注文住宅や建売、買取再販などをやっていらっしゃる業者さんが多いです。請負の事業者さんも増えています。エンタープライズの企業さんから数名の社員で頑張っていらっしゃる地域密着の事業者さんまで、大小関わらずお取引させていただいています。実際にお客様のところに出向く機会もありますし、web会議で対応する場合もあります。現在私のチームはコミュニケーション円滑化を目的に週3回出社しており、残りの日は在宅で仕事をしています。出社した日はみんなで昼ご飯を食べに行ったりできるので楽しみです。
どのような場面でやりがいを感じるのか教えてください
営業マンとして、自社のサービスをお客様に提供したことによって、お客様の売上が向上したり、生産性が上がってお喜びの声をいただいたときが一番嬉しいですね。
社宅の営業をしていたときに、取引はなかったんですが真摯に向き合いアドバイスをしていたお客様がいらっしゃって。3年ほどそんな関係が続いていたんですが、ちょうど寮を閉鎖して借上げ社宅に切り変えるタイミングがあって。真っ先に私に声を掛けて頂いて300戸の契約を任せていただいた事がありました。「取引実績がないにも関わらず様々なご支援していただいていたので、機会があれば佐藤さんにお願いしてみようと思っていた。良い取引をありがとう。」と言って戴いたのがすごく経験としては、大きかったですね。
また、仕事はチームワークだと思っておりますので、社内に対しても自分ができることは管掌外でも積極的に貢献し、会社が良くなった・誰かの仕事が円滑に進んだときはやりがいを感じます。
新規事業で営業部隊を作ったときも、私自身部署立ち上げの経験などなかったものの、売上が伸びていない、どうにかしないとこの会社が終わってしまうという危機感のなかで、自分が引っ張るしかないなと覚悟を決め挑戦しました。結果、会社に大きなインパクトを残せて貢献できたので良かったです。
働く上で大切にしている価値観を教えてください
常に成長していくことを心掛けています。そのためには新しいことにどんどんチャレンジしていくことが必要だと思っています。アップデートのない営業マンはお客様にとっても魅力的に映らないと思うんですよね。私は営業が好きなので、常に自分を磨いてお客様に新たな価値を提供できる人間でありたいです。社内でも当然成長しない人間だなと思われたら信用してもらえないですよね。なので常に成長していくことを強く意識しています。
最後に今PICKに入社を検討している方にメッセージをお願いします
PICKは事業拡大のフェーズに入っていくとても面白いチャレンジができる環境が整っています。そのチャレンジングな環境に身を置くことは自身の成長にも繋がると思います。新しいことに挑戦したい、自身の積極的な行動で不動産業界に大きなインパクトを与えられる環境下で働きたい方は是非ご応募ください!
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