詩 | 5-7-5-7-7の手紙
一瞬ね キミがこっちを 見てるかと
勘違いして 驚いたのさ
よくみたら キミもう既に いなかった
どこかで鳴いて いるんだろうね
土の中 何年か待ち 外へ出て
今は何処かへ 飛んでいったね
ミイミイか ジージーなのか
知らないが 短い夏を 謳歌している
わたしはね 人間だから 生まれつき
外の世界で 生きつづけてる
だけどねぇ ずっと暗闇 生きるよう
そんな感じで 生きているのさ
セミと人 生きる長さは 違えども
諸行無常は 同じなんだね
昨日まで あった世界が 消え失せて
今日も日常 変わることなく
どんなにも 思ってみても 過ぎたこと
もとに戻らぬ 世の定めかな
ひとひとり いつ亡くなるか
わからない
この瞬間に 燃焼しよう
#今日の短歌
広告の 裏に書くよな 戯れ言を
読んでいただき どうもありがと❤️
記事を読んで頂き、ありがとうございます。お気持ちにお応えられるように、つとめて参ります。今後ともよろしくお願いいたします