多事争論 | 憲法改正
総選挙や通常選挙が近づくと、憲法を少し読むことがあります。ということで、少し憲法について書きます。
今回の政権公約は、どの政党のものもまだ読んでいません。
議会制民主主義において、政党は必要だとか、政権交代のある二大政党制が良いなどと言う人がいます。しかし、日本国憲法のどこを読んでも「政党」という言葉は出ていません。
「結社の自由」の中に、当然、政党の存在が予定されていると考える人もいるようですが、少なくても日本国憲法の中に、明文規定はありません。
憲法があらゆる法の中で最上位のものだと考えれば、政党なしで政治を行うことは可能です。
同じ方向を向いているもの同士が集まり、その政策を実現するために政党をつくるのならいいと思います。しかしながら現実の政党はそうなってはいません。語弊はありますが、政治家が自分が選挙を勝ち抜くためにはどの政党に属していれば有利なのか、ということで所属する政党が決まっている。政策によって、政党が決まっているわけではありません。
自分の信念と異なる政党に属して、党議拘束に縛られている政治家を見ると、「この人、なんのために政治家してるんだろう?」と思います。
人は既存のものを所与のものとして考えます。どこまでを前提として考えるかによって、そこから導き出される答えも変わってきます。
政党に投票する比例代表制が定着していますが、「政党って本当に絶対に必要なものなの?」と問うてみるのも良いのではないでしょうか?
すべての政党が、いったん解党してみればいいんじゃない?、なんて思ったりもします。政党がない状態は、違憲でも何でもないですし、憲法改正の必要もありません。
最後に。
まだ、石破茂さんは、総理大臣になってから、noteへの投稿が一度もありません。
「毎日更新してください」とは言いませんが、そろそろnoteを更新してほしいな、と思っています。組閣や党人事なとでお忙しい毎日を過ごしていらっしゃったと思いますが、次回の投稿を楽しみにお待ちしております。
#多事争論
#憲法改正
#政党
#総理大臣
#石破茂さん
#解党的出直し
#エッセイ
#総選挙
#党議拘束