🌰秋っぽい俳句🍁
夕刻の 空に架かりし 秋の虹
ゆうこくの|そらにかかりし|あきのにじ
思い出の 色なき風に 靡く髪
おもいでの|いろなきかぜに|なびくかみ
沈黙の 二人に注ぐ 流れ星
ちんもくの|ふたりにそそぐ|ながれぼし
口唇に 千秋楽の センチメンタル
くちびるに|せんしゅうらくの|せんちめんたる
見上げれば 空を象る 鰯雲
みあげれば|そらをかたどる|いわしぐも
長月に 終わりの始め 近づきて
ながつきに|おわりのはじめ|ちかづきて
捨てられて 拾う神なし 秋の夜
すてられて|ひろうかみなし|あきのよる
振り向けば 秋の嵐の 叫び声
ふりむけば|あきのあらしの|さけびごえ
温暖化 小さい秋は 迷子かな
おんだんか|ちいさいあきは|まいごかな
秋の陣 総裁選は 相殺戦
あきのじん|そうさいせんは|そうさいせん
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