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詩 | ひとりで

だれも信じられないときは
ひとりでいよう

みんな自分自身のことで
とても忙しいんだよ

だれも信じたくないときは
とことん人を恨んでみよう

君の大嫌いな人と
君の好きな人が仲良くしていると
想像してみよう

そうなんだよ
君の価値なんて他人から見たら
とるに足りないものなんだ

自重を支えることができるのは
君の好きな人ではない
ましてや君の嫌いな人でもない

君のすべての苦しみは
君が他人に期待することに起因する
だから他人にはなにも期待するな!

人間なんてひとりで生まれて
死ぬときだって常にひとりだ
他人に君の死なんて常に他人事だ

理不尽なんかじゃないよ
だってみんな孤独なのは同じだから

とにかく他人にはなにも期待するな!
君の苦しみなんて
君以外の誰も経験できないのだから

今頃君の好きな人は
君の1番嫌いな人と
君のことをせせら笑ってる

だから他人になにも期待するな!
期待しても裏切りしか待っていない

強く生きようが
弱く生きようが
君は君のことだけ考えて生きればいい

じゃあ さようなら
僕は僕のことで忙しいから
あとは自由に生きてくれ!

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山根あきら | 妄想哲学者
記事を読んで頂き、ありがとうございます。お気持ちにお応えられるように、つとめて参ります。今後ともよろしくお願いいたします