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すきなドイツ語のことば
学生時代に第二外国語として、ドイツ語の学習をしました。
私のすきなドイツ語を挙げてみたいと思います。
まず、大学で用いたテキストに載っていたことば。
Wer fremde Sprachen nicht kennt ,
weiß nichts von seiner eigenen.
外国語を知らぬ者は、己自身のことばについて何も知らない。(ゲーテ)
ことばを学ぶときは、いつも心がけておきたいことばです。
同じくゲーテ「ファウスト」のことば。
Es irrt der Mensch , solange er strebt.
人間は努力するかぎり、迷うものだ。
セリフなのに、箴言のようです。
つぎはドイツのことわざです。
Geteilte Freude ist doppelte Freude,
und
Geteilter Schmerz ist halber Schmerz.
よろこびをわかちあえば、2倍のよろこび。
痛みをわかちあえば、半分の痛み。
ふとした瞬間に思い出すことばです。
つぎは、お気に入りのドイツ語の単語です。
Schmetterling [シュメタリンク]
シュメタリンク。蝶々のこと。
シュメタリンク。
ヒラヒラと飛ぶちょうちよ🦋がこころに
浮かんでくるような気がします。
もう1つ、お気に入りの単語です。
kerzengerade [ケルツェンゲラーデ]
「ローソク」を意味する
「Kerze」と、
「まっすぐ」を意味する
「gerade」が
ひとつの言葉になって
立ったローソクのようにまっすぐに。
立っているローソクには
火が着いているのでしょうか。
いろんな外国語の辞書を覗いて、
お気に入りのことばをみつける。
おそらく一生使わないであろうことばをもつことは、かなり贅沢なことかもしれません。
記事を読んで頂き、ありがとうございます。お気持ちにお応えられるように、つとめて参ります。今後ともよろしくお願いいたします