詩 | 優しさってなんだろうね。
誰だって人に優しくしたいのにね。
好きな人には特に優しくしたいって思うのにね。
だけど熱くなった心は炎のようなものだから、あまり近づき過ぎてはダメだ。
みんなを平等に照らす冬の太陽のように、激しく燃えていても遠くから見守るのが優しさなんだよね。
炎に包まれた情熱は、あまりにも熱過ぎて、自分も相手も焦がしてしまうだろう。
俺が火だから、お前も火になってくれなんて、おかしな話なのにね。
近づけば近づくほど親密になれたなんて思っちゃダメだ。
遠くから人知れず微笑むのが本当の優しさなのだろう。
別にいいじゃないか。相手が君の優しさに気が付かなくたって。
ただ君の大切な人がいつまでも微笑んでいてくれるなら。
記事を読んで頂き、ありがとうございます。お気持ちにお応えられるように、つとめて参ります。今後ともよろしくお願いいたします