2019年6月の記事を再掲~学ぶなら、きちんと子どもに向き合う先生に~
教育が変わっていく中、様々なジャンルの学びをこどもの教育に活用する動きが活発になっています。
こういう動きは良いですね!
伝統的なモノづくり、
新進気鋭のプログラム関連、
専門的なスポーツ、
社会で使えるスキル、
そういったものを、その道の専門家が教えてくれるんです。
こういうのって、親も
「あ~そうか!そういうことができると将来いいのかも~」
とか
「こどものために色々やらせてみよう~」
とか
「本物にふれあえる機会ってありがたい~」
っと情報をどんどん選択できます。
本当にありがたいですよね。
ただ、一つ落とし穴があります。
専門業界のプロフェッショナルの中には「こどもを知らない」方も結構多いんです。
「…だよ~」
「…してみようね~」
「…っていうんだよ~」
「…っていうことなんだ!」
と、語尾を間延びして甘えたように茶化しておけば解決すると考えている人を見たことはありませんか?
それって、親からしたら「こどもをバカにしてる?」って思っちゃいますよね。
こどもたちにとって大切なのは
「語尾を甘やかされる」
ではなく
「伝わる言語で話してもらう」
事ですよね。
もしも、こどもに専門的なことを学ばせようと思うなら、
甘やかした語尾を使う方ではなく
私たち大人が聞いて「あー!なるほど!」と思える説明をしてくれる先生を選んでくださいね。
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私たちがご一緒する先生たちは、みんな良い言葉をお持ちです。
もしくは、こどもに教えたことがないと素直に言ってくださり、こどもに接するパート(ある意味通訳)を、私たちエデュケーターにお任せくださいます。
こどもは、きちんと理解させてくれる大人が大好きです。
甘えた語尾で
「…わかるかなぁ」
「…こうするんだぞぉ」
という語尾だけで逃げる大人のことは、結構バカにしています(笑)
また、これって保育士免許持っている、小学校教諭免許持っている、というだけでも…身にはついていないんですよね。長くこどもに接してきた、またはきちんとこどもに伝えるための訓練をすることではじめて身に着くものです。
「その道の専門家だから」
ではなく、
「こどもに伝えるスキルを持った先生だから」
というのを、習い事選びのポイントにすることをオススメします。
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こどもだって、きちんと伝えれば難しい内容だって理解できます。
大人だって、複雑な言い方をされれば、簡単な内容だって理解できません。
こどもに伝える技術って、こどもを知っている人にはとても簡単なこと。
でも、こどもを知らない人には、とても間違えやすいこと。
私たちはいつも「伝わる教え方」のできる先生でありたいと、日々研究、シェアを行っています。
こどもたちに「教えたい人」と一緒に研究会をしてみてもいいかなぁ。っと思う今日この頃です。
ほんとうに「ぼやき」ですね(笑)