ちょうどいい

特別心配性で繊細な母さんがいて、それとは反対におおざっぱで大きな父さんがいることを話したら、だからあなたはちょうどいいのですねと言われて、それをそのまま家に持ち帰ってみました。ふつふつと笑っています。わたしはちょうどいいらしい。ちょうどいいって言われたことないです。いい気分で、可笑しい。真っ黒の画面に反射する自分の顔が、すごくちょうどいいように見えました。可愛いとか綺麗とか普通とかじゃなくて、ちょうどいいように。