あれは、学生時代の健康診断。 ドクターからの問診の際に胸に聴診器を当てられたときだった。「何か機械入れてますか?」そうドクターに聞かれたことがある。 機械というとペースメーカーとかそういったものだろう。今まで生きてきてそういった処置を行ったことがない。「入れてないです」と答えると、「そうですか。ピーと音が聞こえたので」とドクターは言っていた。 身体からの機械音が聞こえる。このエピソードは私にとって面白いと思った。だって、漫画みたい。私の身体はいつから機械が入っている
「ぎゃん細かぎ、子ども産めんろ!」 これは、私が職場で週に一回は認知症の患者さんに言われる言葉である。標準語に訳すると「そんなに細かったら、赤ちゃん産めないでしょ!」。週一ペースで言われるのでこちらも慣れているし、同じことを何度も話してくるのは認知症の症状の一つなので「そーですねー」くらいで流せる。 そんなわけでこういった言葉は今まで体感的には739287519724回くらい言われているのだが、先日流せないタイミングで言われた。 流せないタイミングとは、産婦人科の
noteを始めてみました。 本当はもうちょっと前から書いてたんですが、書いては消して、書いては消しての繰り返しで今日ようやく投稿しました。 なんてったって、私の文章って「暗い」感じになってしまうんですよね。自分の性格を一言で表すと?と聞かれれば、本気で自虐抜きで「根暗オタク」と答えます。 学生時代の教授に「貴方は他人に誤解されていても、弁解をしない」と指摘されたことがある。確かに自分の話をするのがたまに面倒になることがあるなと思う。そのあたりをサボって生きてきたお