ペン一つで変わる気持ち、消しゴム一つで変わる勉強
『消しゴム編』
先月、こんなことがあった。
1学期から使っていた消しゴムが小さくなったので、家にあったMONO消しゴムを娘に使わせたら、消し跡が汚い。きちんと消せていない回答の上に書いていて、せっかく正解を書いていたのに汚くて読みにくかったこと。
消しカスで遊び出して、勉強がそっちのけになってしまったこと。
消すことに気をとられて、解き直す行動にすぐに戻れなかったこと。
大人の力では難なく消せるものでも、子どもの指先のコントロールは大人の想定以上に繊細に考えなければいけないと気づいた。
1学期に使っていた消しゴムは頂き物だったので同じものを近くの売り場を4軒回って探した。しかし見つからず、ネット通販で購入して取り寄せた。
取り寄せた消しゴムを娘が使っている様子を見ていると上手に消せている。消した後に回答を書いてすぐに勉強に戻れている。
消しゴム1つで、勉強の進度って、こんなに変わるものなのかと驚いた。
ちなみに、娘に買ったのは写真のRadarの2B小学生学習用消しゴムです。
『ペン編』
今月義母に簡単なお手紙を書く機会があった。いつも手帳に使っている消せるペンではなく、人前で使っても大丈夫なペンを久しぶりに使った。それは以前の職場で先輩が下さったちょっと高価なペンだ。私だったら絶対に自分のために買うことがないボールペンだ。
重要書類にサインとかそういった時の類に使うようなペンなので、なかなか使う機会は多くはない。久しぶりに使うとあまりのなめらかさに驚いた。よく見るとなめらかアクロインキ搭載と書いてあるパイロット製。今回の記事のアイキャッチに写っている赤いペンだ。
おかげさまで、義母への手紙はすらすらと達筆では無いけれども、まぁ読める文字で書くことができた。すらすら書けるともっと書きたくなるものだ。
いつも使っている消せるペンを昨日から紛失してしまった。たまたま近くにあった無料でもらったボールペンを使ってみた。まあまあの書き味だ。
今日も探したが見つからない。他の色の消せるペンはあるけれど、せっかくなので消せない点は不満であるがボールペンをしばらく持ち歩いて、いつもの消せるペンが見つかるまでは使おうかと思った。
家にためているボールペンの中からあの赤いボールペンを手に取った。あの書き味が忘れられない。
わざわざ手帳に、自分の中でよそ行き用のペンを使うのは忍びない気がする。
しかし少し書いてみると、やはりものすごく書きやすい。
日本製の文房具って結構いいもの多いんだな。
Evernoteを使って色々とメモすることはあるが、紙とペンがあればすぐにパパパッと書き留めたいシーンもある。しばらくパイロット製のアクロインキのボールペンを使ってみよう。
消しゴム1つで変わる勉強もあるし、ペン1つで変わる気持ちもあるとは発見だ。