憧れのピッピ
子供の頃にTVで「長くつ下のピッピ」をやっていた。
もう記憶に遠いのだけれど、
確かお母さんの存在は出てこなくて
お父さんは船乗りで船長さんという設定。
肩にのっているネルソンくんという猿が相棒。
ピッピはいつも元気でまわりの人に元気を与えて
希望を持ちなんでも叶えてしまう。
そんなピッピは私にとってカッコよく憧れだった。
単純な私は「よし!ピッピのような人になろう!」と心に決めて
どんなことにも屈しない強く明るくたくましい女の子になろう!
となりきっていた。
そういう憧れの対象があってなりきると
本当にどんなことでもやってのけることができる。
男の子が仮面ライダーの本郷猛に憧れるようなものだな。
そうして大人になってミュージシャンとしてデビューをし
2枚めのアルバムはこんなスタイル。
今から四半世紀も前のこと。
長くつ下で髪をピッピのようにしてもらった。
夢が叶ったのだ。笑
心の中で潜在的に思い続けていることは
形になるのだなあとこのとき思った。
私の存在が周りの人にとって
私が憧れたピッピのように
明るく強い存在ならいいなあと55歳の今も思う。
それではみなさん今日もごきげんよろしゅう。
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