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音が好き jazzが好き

年末に聴けた Christian SandsとJosé James のDuo Live.
この夢のような共演をポッツリTLで見つける事ができたのはこれ以上ない幸運だった。幼い子どもが望んでいた以上のクリスマスプレゼントを突然手にしたように。ただこんな素晴らしい演奏なのに、残念ながら今の時点ではFacebookのwatchでしか観ることができない。
追記)  You Tubeで公開になりました‼️
https://youtu.be/PmUnKJgSgLY

YouTubeで観る事ができる今年9月に公開された動画.
ライブならではの臨場感と、スタジオならではの音質など高いクオリティを重ね持ったスタジオライブも印象に残ったけれど、ピアノと歌だけで作り上げる音は派手さもなく質素、それでも乾いた砂が水を吸い込むように心の芯まで優しく届く。
Joséの歌声を今回のようにじっくり聴くのは初めて。とにかく彼は楽しんでいる。歌うこと〜表現すること、感じること、届けること〜に。誰のために歌っているかと聞かれたら、きっと自分のためと返答しそう。
Christian Sandsも瞬間に奏でる音に自身が楽しんでいる様子で、Joséに寄り添い、共に楽しみ、お互いに刺激し合ってクライマックスを作るなど、とても心に残る演奏だった。

10月 発売になったクリスマスソング集はJazzの演奏を聴くことができて、25日を過ぎてもまだ聴き続けている💦

Christmas in New York
https://youtu.be/ya5XRICIizs

誰のために演奏する?で、以前友人のピアニストと口論になった事があった。彼は観客に決まっている!と言う考えで、その傲慢にも感じる口調に、思わず、観客はあなた以外でも良い音があれば聴くと言ってしまった。

演奏は「まずは観客のため」ではなく…「自分のため」と私は思っている。自分が満足したいと感じることで、音に対して執着を持ち、練習を重ねて過去のjazz giantsを聴き*研究もする。もっと優れた表現をしたいと、より強い気持ちを持つようになる。そして自己満足に陥る事なく、素晴らしいメッセージとなって他者の心に届くようになる。

Park Bench People 
https://youtu.be/64pfHUZdIIc 
*動画、♪Park Bench People の最初にフレディ•ハバード と言っているのがわかる。フレディの曲♪Red Crayをイメージしたと言われている。

追記)
タイミング良く、
新年WBGOでFreddieの「Red Clay」が流れた(^-^)

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残り2時間ほどで2022年。
来年も心に残る音にたくさん出会いたい…!

I wish you a happy new year ♡♡♡

album「Merry Christmas From Jose James 」
制作までのあれこれが、とても興味深い。
https://bluenote-club.com/diary/339585?wid=67719

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