4/19 五十肩? [右肩腱板損傷日記 1]
by Mina (Composer/Pianist)
2021年6月12日に整形外科でMRI検査をして
右肩が腱板損傷、
肩の腱が切れているということがわかりました。
しかし、腱板損傷って何?と思って調べても
手術した人か、病院や治療家の方のブログしか出てこない。
そんなわけで、普通の人の体験が役に立つことあるかもしれないと思い、
記録に残しておこうと思いました。
「予想外に簡単に治っちゃったよ」となるのか、
「やっぱり手術することになっちゃった」となるのか、
何もわからないまま、経過のメモを残します。
ただのメモ書きです。
ああ、正直、来月には「もう完治しました!」
なんて言っていたいものです〜。。
「治るまで一年半かかるよ(かかった)」と
同診断名の友人・知人から聞いてますから長くかかるんでしょうかね……。
一体どうなりますでしょうか。
*〜*〜*
4月、なんだか右肩の具合がよくないかな〜
と思っていました。
Twitter にもつぶやいた。
そうか、4月12日……。
でもこの頃は右向きで寝ることも、寝返りも打てていた。
実は肩が痛くなる前、呟いてはいなかったけど、
別なところも同じように、起きる度、痛くなっていたんです。
でもすぐよくなって今度は肩。
なので、余程寝相が悪いのかな、、
肩もすぐに良くなるだろうと思っていたら
やっぱりすぐ大丈夫になりました。
なーんだ、大したことなくてよかったよかった
と思っていました。
ところが。一週間後。
同居人(オット)が階段から派手に転落、
足を負傷して動けない……。
病院へ連れて行こうと右肩を貸したその時、
ブチっと鈍い音と痛みが。。
「これマズい!」と思いました。
同居人のケガは右足指2本骨折。
(オット、なんとこの1年で2度目の骨折です。。)
骨折って痛いのですね、
ロキソニンも効かないほどの痛みのようでした。
この朝この瞬間から、
骨折したオット君の世話、ワンオペになった家事、
予定通りの〆切譜面仕事などなど、
自分も何やら外傷を負ったという事を忘れるほどに
日々ドタバタでした。
思えば、いつもより肩を酷使せざるを得ない生活だったと思います。
そしたら、右肩の痛みがぶり返したではありませんか!
いや、ぶり返したというより
前のとは明らかに違う痛みです。
服が脱げない。
包丁を使うときにも痛い。
トイレに入るたび、ドアを締めるときに痛い。
いつも取れていた戸棚から皿が取り出せない。
いちいち、何か動作する度に
鈍い痛みが走ります。
あれ? なんでだろう?
いちいち痛みが走るため、
行動するのが億劫に……。
それでも骨折君と私とでは
私が動かねば生活が成り立たない。
この時、我が家のケガ人は骨折君という認識でした。
オット君もわたしも、
まさかわたしが怪我しているとは思っていなかったのです。
わたしの方がなんとか痛みは気づかないフリで
買い物をしたり、家事をしたりしていました。
しかし、いよいよ誤魔化せない程に痛みが酷くなってきて
これはマズい、病院に行こうと思ったものの、
運悪くちょうどゴールデンウィークの始まりの時期。
長い休みが明けないと病院がやってない。
仕方なく、病院へはGW明けにしました。
ところが、GW後すぐって病院いっぱいなんですね、
予約がなかなか取れず。
やっとのことで5月18日に受診しました。
気づけば、ブチっという瞬間からは1ヶ月近く経っていました。
そう、この時には相当悪化していました。
心底しんどかった。
服が脱げない、着られない。
ブラジャーは付けられないのでブラトップに。
それでも着脱一苦労。
トイレに行くと、入ってドアを閉めるだけで痛みが走る。
トイレで用を足すのも一苦労。服装を治すのに一苦労。
包丁で厚みのあるものを切る時に痛い。
洗濯が干せない。
スーパーに買い物に行くと(右手に直接重い荷物を持たなくても)悪化する?
拭き掃除ができない。
片手しか使えないのでペットボトルが開けられない。
缶ジュース、缶詰が開けられない。
ハンドソープをプッシュすると痛い。
iPhone の充電器を右手ではコンセントに挿せない。
痛くて眠れない。
寝返りが打てない。
起きたときに肩が痛い。
もはや何をしても痛い。
頭も痛い。
痛むのが怖くて動きたくなくなる。
食欲がなくなる。
何もしなくても痛む。
・・・ので超イライラする。
眠れないから頭がぼーっとしたまま。
もう何もしたくない……
でも、同居人にもまだそこまでと思ってもらえていない。
夫婦とはいえ、他人のことはわからないから仕方ないーー。
最初に病院に行くまでが
おそらく痛みもストレスも第一次ピークでした。
ただ、唯一よかったのは、
ピアノが弾けること、譜面が書けること。
これがダメだったら仕事にならないから、
ピアノが弾けるのは、不幸中の幸いでした。
(つづく)