それでいいのか、子どものお教室の先生
こんにちは!
今日は、子どもが習っているそろばん教室での出来事についてお話したいと思います。
先日、7歳の息子がそろばん教室に行った時、いつもの先生がいなくて、知らない先生がいたので、少し緊張していたそうです。
その先生は女の先生なのですが、なんだか口調が厳しくて、嫌だな、と感じながらも先生のところへ行き
宿題を見せた時、間違っているところを厳しい口調で指摘され、怖いと感じながらも頑張っていたそうなのですが
いつもなら、先生と一緒にやりなおすところを、「あっちで(自分の席で)なおしてきて!」と言い放たれ、怒っているわけではないようなのですが口調が厳しいこともあり、突き放されたと感じてしまい、最後には泣いてしまったんだそうです。
でも、人に涙を見せたくないのでひっそりと。
持っていたティッシュで涙を拭き、間違えを直し、泣いたと気が付かれないように気を取り直して最後までやってきたようです。
お迎えに行った時、「ちょっと泣いちゃったんだよね。」としょんぼりして帰ってきました。
事情を聞くとそんな感じで。
「先生、怒ってたの?」と聞くと、「怒ってはいないと思うんだけど、心は怒りだった。あと、言い方も嫌だった。」とのこと。
「ははーん、よくある、イラつきタイプの女だったんだな。」と察した私。
こういうタイプは、本人は「怒っている」つもりじゃなくても、心の余裕のなさやイライラが子どもに伝わってしまうのです。
いくら隠したって、顔色や態度、口調から、敏感な子どもは読み取ります。
「子ども」だからってバカにしちゃあいけない。
子ども相手のお教室を運営している私からしたらそう思います。
そこで、息子に聞きました。
「どうする?その先生これからもいるのかな?聞いてみる?怖くて泣いちゃったこと、伝える?」と聞くと、
これからもその先生がいたら続けられないかもしれないから聞いてほしいし、怖かったことを言ってほしいとのこと。
本部と繋がっているであろうLINEに私は早速連絡しました。
「お世話になっております。先ほど息子が帰ってきたのですが、新しい先生に変わられたのでしょうか?違う先生がいらっしゃって、始終厳しかったようで、最後には心折れて泣いて帰ってきました。先生のイライラが本人に伝わってしまっているようなので、改善していただきたいです。よろしくお願いいたします。」
学校の先生宛ならばもう少しやんわり書きますが、今回はお金を払ってお願いしている習い事です。
はっきりと書いてみました。
すると、すぐに返事をいただきまして
「申し訳ございません。本日担当が一人お休みをいただいておりまして、代わりの者が入っております。後ほど事情を確認させていただき、お電話にて説明させていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。」
とのこと。
すぐにお電話いただきまして、今度は教室にいたもう一人の先生(リーダー的存在のようです)からでした。
「怒ってはいないんです!同じことを何度も間違える子はいますから、そんなことで私たち怒ったりしないんです!私も隣にいましたが、そんな怒っているなんて事なかったです!そんなことで怒らないよ、って、息子くんにも言ってください!しかも、隠れて泣かれたら私たちも気づけませんし。」
こんな対応でした。
この対応に、残念に思いながらも
「そうですか、気長に付き合ってもらえたら助かります。よろしくお願いいたします。」
とだけ言って切りました。
まるで、「息子が悪い。私悪くない。」みたいな言い方に聞こえました。
いや、実際そう言いたいのでしょう。
実は私、ピアノ教室を始める前は音楽と関係のない企業に16年勤めていまして、結婚する前まではそこの会社内のコールセンターに配属されていました。
最初の2年はオペレーターとして勤務し、そこからリーダー、管理職になり、クレーム対応やオペレーターさんの教育、管理、運営なんかをやっていました。
その経験からして、この対応はお粗末だなと。
ましてや子ども相手の商売ですから、もっと親御さんが安心して子どもを預けられるような配慮ってあるんじゃないかなと思いました。
これでは、自分が責められないための「保身」でしかありません。
身に覚えがなかったとしても、「そんなつもりはなかったのですが、、嫌な思いをさせてしまってごめんね、と息子くんにお伝えください」くらいはあっても良いんじゃないかと。
その一言で、子どもも親も気が晴れるってこともあると思うのです。
「ごめんね」って、そんなに言えないものでしょうか。
「隠れて泣かれてしまっては気がつけない」にも引っかかりました。
そりゃそうです、先生との関係が希薄だから本人の目の前で泣けないのです。
言っても助けてもらえるような関係でもなく、優しい雰囲気の人でもないから子どもも頼れないのです。
親がそばにいないと、お教室の先生は楽だとは思いますが家に帰って何も言わない子ばかりではありませんから
「子どもだからわからない」と思わずに、誠心誠意こめて接するのがプロだと、私は思います。
結局、電話の一部始終を聞いていた息子も「そう言われたら、怒ってはいなかったとは思うけど、、僕の勘違いだったのかなぁ。」と言うので、
「じゃあ、勘違いだったとして、その先生のことは好きになれそう?」
と聞くと
「いやだ!絶対に大っっっっ嫌い!!!」
とのことでした。
あなたはどう思いますか?
次回は、ピアノ男子のお家練習事情、続編をお送りしたいと思います!
それでは!
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