息子バッハコンクールB部門全国大会に出場する(小2)
息子がバッハコンクールのモチベーションになったのは、保育園の時の大親友に会えることでした。大親友Kくんと弟二人もピアノを習っておりとても上手な子達です。Kくんと兄弟たちが全国大会を観に来てくれて、しかもその日Kくん宅にお泊りできるのです。息子にとっては最高の日です。
曲は予選と同じスカルラッティのスケルツァンドです。予選で仕上げた曲をさらに1ヶ月ほど練習しました。仕上がってたと思った曲がさらにうまくなりました。最初の仕上がったは仕上がってないんだなとつくづく思いました。
全国大会当日になり、例によって朝先生に演奏を見てもらいました。楽しんできて!とお言葉をいただき、そこから新幹線で東京に向かいました。先生がおっしゃるには地方の子が全国大会などで東京に移動して演奏する場合に東京の雰囲気に飲まれてしまいいつもの調子が出ないことがあるとおっしゃってました。うちの場合、移住前は東京に住んでいたのでその心配はありませんでした。ただ、久しぶりに東京に着くと人が多く感じてやや疲れました。
会場についてしばらくするとKくんたちがやってきました。すぐに保育園時代の感じに戻ってキャッキャと遊び始めました。本番前にこんなテンション上がって大丈夫かと思いましたが、息子は誰かに見られていると力を発揮するタイプなのでよいほうに転ぶのではと思いました。
本番が始まりました。いつもと同じで緊張した様子はないです。
出だしいい感じでしたが、中盤に1音音抜けがありました。
あらー!と思いましたが、ラストは今までに聴いたことがないくらい綺麗に曲を終わらせられました。ミスをしても動じなかったのはすごいです。
Kくんたちの前で良い演奏ができてよかったです。
コンクールが終わった後は、Kくん一家と食事をして息子はお泊りしました。翌日K君宅にいって3兄弟の演奏を聴かせてもらいました。みんなとても上手です。お互い刺激をしあえる友達がいて息子は幸せだと思いました。
その後、保育園時代に一緒に遊んだ公園にいって遊びました。いい思い出ができました。
数日後、バッハコンクールの結果が出ました。
小学1・2年 B 部門 銀賞 でした!
初めての銀賞に大喜びです。
それからまた数日してトロフィーが送られてきました。
とても大きなトロフィーです。
小学2年生は初めてコンクールにチャレンジし、親子ともに大変な時もあったけど結果がついてきたので努力が報われた一年でした。
一年前片手でしか弾けなかったことを考えると大きく成長できたと思います。
弾いた曲
スカルラッティ:スケルツァンド