見出し画像

vol.26指導者とは実践者である【伝説のピアノ指導者の教え】

「伝説のピアノ指導者」と呼ばれた人物が、弟子を呼び出し「あること」を依頼する。それは、表舞台では語ってこなかった「ピアノ指導で大切なこと」を世の中の指導者に伝えること。テーブルに置かれたボイスレコーダーに向かって「伝説のピアノ指導者」は語り続ける。それが自分の最後の仕事とでも言うように。青白く燃える炎のように、静かに、熱量を持って…

初めての方は【伝説のピアノ指導者の教え】Introductionからお読みください!←




ピアノ指導者は、いつも自分に正直でなければならない。

自分に嘘をつかない人だけが、生徒に正直に向き合えるからだ。



そういう人間だけが、人々からの信頼を得られる。




指導者への信頼はどのように生まれるか?


それは、生徒に喜びを与え続けることしかない。



「先生は、私をこれだけ思ってくれている」

「先生はいつも私をしっかりと見てくれている」


そういうことの積み重ねしか、指導者への信頼は生まれないんだね。



だからこそピアノ指導者に必要なのは、まっすぐな美しさと誠実さだ。




どんな小さな個人教室にも、いや、小さなピアノ教室こそ、

指導者の「理念」を掲げる必要があるのはそういうことだ。


理念こそが、あなたのすべての行動訓となり、

迷ったときに、あなたに一筋の道すじを見せてくれる。

あなたをあるべき姿に引き戻してくれる。




人は弱いものでね、易きに流されてしまうものだ。



だが、考えてみようか。

私たちが教えているのは、決して「易しくない」ピアノだ。


易しくないものを教える者が、易きに流れては、説得力はゼロだね。



指導者とは自らが実践する者、やってみせる者だ。




どんな時も、自分は実践が伴っているだろうか?

他人に言ったことを、自分自身もできているだろうか?

いつもやって見せる人間であろうと、努力しているだろうか?



いつも背中を見せ続ける指導者にしか、生徒はついてこないんだね。




(この物語はフィクションです)



★次回の「ピアノ講師ラボ」対談は佐藤卓史先生!画像をタップ↓

お急ぎください!2024年10月31日(木)までにご入会ください!


★ピアニストの佐藤卓史先生との対談動画の第2弾を公開!



★業界初の「物語形式」で学ぶピアノ指導者としての生き方↓

きっとあなたのピアノ指導観が変わる!画像をクリック!




 

いいなと思ったら応援しよう!

藤拓弘(とう たくひろ)ピアノ講師ラボ主宰
よろしければモチベーションがググッと上がりますのでサポートをお願いいたします。ありがとうございます。