vol.39あなたにピアノを習う理由【伝説のピアノ指導者の教え】
我々は、ピアノ指導者である前に、人格者であるべきだ。
そう伝えたね。
人格者とは、知性、感性、品性を兼ね備えた人だ。
それは「音楽」という尊いものを扱う人間として、
そうありたいと努力する者だけが、
神聖な音楽の世界の住人であり続けられる。
ピアノ教室を探す保護者は、
指導者にそこまで求めていないかもしれない。
だが、せっかく習わせるのであれば、
少しでもわが子を伸ばしてくれる指導者、
人として成長させてくれる指導者のもとに預けたい。
そう願うのは、至極当たり前のことだろう。
大切なのは、そう願う保護者にあなたは自信をもって、
「私のところに来てください」
と言えるかどうかだ。
我々が伝えるべきは「私にピアノを習う理由」だ。
これほどたくさんあるピアノ教室から、
なぜ、この教室を選び、習う必要があるのか。
それをしっかりと伝え、心に落とし込まない限り、
本当にあなたを必要とする人は現れない。
保護者が感じたいのは、指導者の「心」だ。
音楽に携わる者、ピアノ指導に従事する
人間としての「誠実さ」を感じたいのだ。
私にピアノを習うと、こんな未来が待っている。
こんな幸せな時間を過ごせる。
こんなふうに豊かな人生を歩める。
あなたという指導者と共に歩むことで、
得られるものを誠実に語るだけだ。
それ対して「心」で反応した人が、
あなたの理想の生徒なのだよ。
(この物語はフィクションです)
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