vol.41 レッスン室は愛情で満たされた空間【伝説のピアノ指導者の教え】
ピアノ指導は、人間が好きでないと難しい。
レッスンは、指導者の心が愛情に満ちていて、
はじめて生徒の心に伝わるものだからだ。
愛情と言っても、甘やかすこととは違う。
厳しいことを言うことも、愛情あってのものだ。
考えてもみてごらん。
今という同じ時代を生き、
今という同じ時の流れのなかで、
今という同じ空間で、
同じ音楽を共有している。
これが、奇跡的なことでなくて、何なのだろう。
そこに生まれるのは「感謝」だね。
今日も、ここにきてくれてありがとう。
今日も、音楽の素晴らしさを共有してくれてありがとう。
そして、この世に生まれてきてくれてありがとう。
そういう感謝の気持ちにあふれているのが、レッスンだと思う。
子どもたちの小さな喜びに気づくこと、
その小さな喜びに、大きな感謝をもって伝えること。
生徒との触れ合いのなかで感じられる、
あたたかさこそ、我々ピアノ指導者の喜びだ。
レッスン室とは、愛情で満たされた場所であるというのは、
そういうことだと思うよ。
(この物語はフィクションです)
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