vol.19 生徒の数より大切なこと【伝説のピアノ指導者の教え】
今日も、厳しい話になるかもしれないが…
だがとても大切なことだ。
ピアノを教えている者同士が集まると、
だいたい話題に出るのが、生徒の数だろう。
たしかに、どれだけの生徒を抱えているのか、
気になるところではあるのかもしれない。
だがね、あえて言いたい。
数字を追うのは、もうやめようと。
なぜなら、あなたや教室の価値は、
数字などで計れるものではないからだ。
生徒の数で、教室の価値は決まるのかね?
指導歴で、教室の価値は決まるのかね?
コンクールで入賞した生徒の数で、あなたの価値は決まるのかね?
ネット上でのフォロワーの数で、年収や年齢で、
あなたの価値は決まるのかね?
これからはもう、数字を追うのをやめよう。
たしかに、数字はわかりやすいかもしれない。
だが、数字を追って気分が上下してしまうのは、
自分を見失っている証拠だ。
いいかい。大事なことは、数字では計れない。
生徒への愛は数字で表せるかね?
指導者としての経験、知識は?
誰かを思う気持ちや、心の中の美しさ、音楽に対する敬意…
そういうものは、数字では決して表せない。
自分らしく生きることを大切にしていれば、
数字なんて、意味をなさなくなっていくんだよ。
生徒の数で、あなたの幸せの価値は変わらない。
自分に自信を持ち、内側に意識を向けていれば、
誰かからの承認なんて必要なくなっていくものだ。
どんな人にも、数字では縛られない、無限の可能性が秘められている。
あなたはあなたであり、他の誰でもないんだよ。
ありのままの自分を受け入れること。
自分が幸せになることで、生徒も幸せになっていく。
そういうことなんだね。
(この物語はフィクションです)
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