〈ひとりごと〉ピアノの気分じゃない生徒とピアノを弾いて欲しい先生
今日はピアノを弾く気分じゃない…
気持ちが向かない…
練習もいや…
やめたい…めんどくさい…
そんな日や、時期があって当たり前。
大人でも、
今日はいやだなぁ
なんかやる気が出ないなぁって日があります。
ピアノ教室での
「ピアノやりたくない」に
どう向き合っているか、
少しお話します。
基本的に、私の心を大きく占めているマインドは
「弾きたいなら弾いて、弾きたくないなら今日はやめよう」
です。
そう聞くと冷たく感じたり、突き放してるように思う方もいらっしゃるかもしれません。
弾きたくないときに仕方なく弾いたピアノって、豊かな音がするでしょうか
ピアノは義務教育ではなく、
あくまでも習い事のひとつ。
どんな目標をもって、到達点を目指してピアノを習っているのか、
生徒さんにとってのピアノの立ち位置は人それぞれ。
新米ピアノ講師の頃は、
自分の「弾いて欲しい…!」「弾かせなければレッスンの意味がない」という思いと、
生徒さんのピアノへの思いの差があり苦しむこともありました。
経験を重ねたくさんの生徒さまと関わらせてもらう中で
弾きたい、やってみたい、と思ってもらえるようにこちらが音楽を心から楽しむ様子、音楽と向き合う姿をを生徒さんに見せていく、伝えていくことが、細かな音楽的指導以外で自分に出来ることだと気が付きました。
しかし学んでもらう中で、ピアノの魅力がわからない、いまいち自分と合わないな、と思われる生徒さんもいらっしゃると思います。
寂しさが無いと言ったら嘘になるけれど、
それでも自分にできることを精一杯続けて、伝えることを諦めなれば後悔はないはず
その上で音楽に対する色んな感想を持ってもらえる事自体、とてもありがたいことだなと今は感じています。
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