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ピアノ演奏でのレガート奏法 はじめの一歩


アーティキュレーションのひとつ、

レガート legato

普段のレッスンで簡潔に伝える際は
滑らかに、前後の音を繋げるように弾こう、等とアドバイスすることが多いです

今日は、レガートについて
レッスンで丁寧に伝える事を想定したものを
いくつか共有します♩



⑴レガートとはどんなもの?どんなイメージで弾けば良い?


ごあいさつするとき、
「こ!ん!に!ち!は!!!」
って言ったら
お友達はどんなお顔になるかな?

きっとびっくりしちゃうよね

ピアノも「言葉」と同じ

「ド!レ!ミ!ファ!ソ!!!」

怒ってる音?
叩いてる音?

ピアノさんもびっくり…!


ピアノを弾く時も、「言葉」と同じように
最後の音(語尾)をとくにたいせつに

そしてごあいさつと同じように、
「こんにちは」ってやさしい気持ちで

まるできれいなお水が流れるように
なめらかに弾こう


⑵指先の動きはどうすれば良い?

●比較的コントロールのし易い2、3番 または 1、3番の指で
机の上やピアノの蓋を閉じて、てくてく指歩き♫
「1、2、1、2」と声をかけ
指先の動きを楽しみながら動かす所からスタート


●2音で呼吸を意識し弾く
↓↓↓

吸う(準備)⇒1音目で吐く♩〜2音目で吸う♩

手首が呼吸をするようなイメージです

呼吸と連動して弾くことで、
脱力…力を抜くことを体感してもらいます

息が止まると筋肉が固まってしまい、不自然な動きになってしまいます

◎鼻から吸って(弾く前)
口から吐く(弾く)

動作を繰り返します



頭ではわかっていても身体で表現するのは
時間と根気が必要です
今回ははじめの一歩として短いフレーズのみの内容でしたが、
長いフレーズになると手首の使い方が変わります。
少しでも楽しみながら学び、表現力アップに繋げもらえたらとても嬉しいです。



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