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亜急性連合性脊髄変性症でした。

タイトルは病名です。
サスペンスみたいに、最初に犯人わかってた方が読みやすいかな?と思いまして。
お時間がある方はお付き合いください。

【時間を遡って、2021年2月〜3月】

年度末のあれやこれやが、怒涛のごとく押し寄せてました。
本来は3人でやる仕事が、1人がコロナ感染で離脱。
もう1人が病んで離脱という、素晴らしきブラックの世界へようこそ。
社員なら、負けると分かっていても、戦わねばならぬときがあるんです。
助けてくれた派遣さん達には感謝しかないです、はい。

そんなこんなで忙しかったものですから、最初は疲れたからかな?と思ってたんです。
疲れの抜けにくい年にもなってるしなぁ、と日々の眠気とだるさを誤魔化しつつ、仕事をしておりました。

この頃の自覚症状
・だるさ
・眠気
・右足の違和感(しびれた後みたいに鈍い感じ)

【ちょいと進んで、2021年4月】

年度末も乗り越え、仕事も元通りのペースになり。
ポッドキャストや読書を控えて、睡眠時間を確保するようになりました。
すぐ寝てしまう上に、だるさが抜けないので、とにかくしんどかったんです。
睡眠をしっかりとって、ご飯もしっかり食べて。
平日は片道通勤1時間(内徒歩25分)+休日も1時間程度の散歩。
お風呂は重炭酸になる入浴剤も投入。
疲労回復につとめてましたが、だるさは改善せず。
また、躓くことや、バランスを崩して転びかけることが多くなりはじめました。
なんか変だぞ?となり、この時点で有給をとって近くの医院へ。
貧血で葉酸の数値が少ないとは言われましたが、脳のMRIも異常なし。
昔から貧血気味だったこともあり、大したことなくて良かった!と、安心してお薬を頂いて帰宅。

この頃の自覚症状
・だるさ&眠気 ←継続
・右足でよく躓く
・たまに、バランスを崩して転ぶことがある

【やっぱり変だぞ、2021年5月~6月】

GW中に、居間でテレビを見ていた時です。
『右足がずっと動いてるけど、どうかした?』との指摘が、家族からありました。
テーブルの下を見ると、小さく手を振るみたいに、右足が動いてるんですよ。
もちろん、手で触れば止められるんですけども。
動かしてる自覚がないし、椅子の足とかにぶつかっても感覚が鈍いんですね。
手を使わずに、自分では止められないというのも摩訶不思議。

あれー?やっぱりおかしくない?
病院もう1回行かないとなぁ、と家族に話したら色々言われました。


家族からの指摘
①少し前傾姿勢になると、右側にバランスが崩れてる
②前より歩くのが遅くなった
③物によくぶつかってる
④最近ちょっと怒りっぽいかも?

という訳で、改めてGW後に医院へ。
前回の症状の改善がない+今回気がついたことを説明。
近くの整形を紹介されたので、そちらへ行くことに。
→レントゲン取ったり色々されるも、特に異常なし

元の医院へ戻って相談したところ、それでは…とメンタルクリニックを紹介される。
ただ、コロナ禍の昨今、メンタルクリニックってすごい混んでるんですよ。
紹介はされたものの、土曜の朝8:45に電話してください。
そこから翌週水曜からの予約受けます。
これがまあ、ずっと話し中でつながらない。
2週挑みましたが失敗しまして、元の医院で改めて相談しました。

少し遠いけど、大きい総合病院を紹介して頂きました。
この時、すでに6月も後半になっており、どんどん歩けなくなってきてました。
散歩も断念して、休日もぼーっとしてました。
メンタル的にも、いちばん辛かった時期てす。

【病名判明編 、2021年7月~9月】

コロナ云々もあり、やっと予約をとれた7月中旬。
歩くのにも困難が出始めて、外出も難しくなる位に症状は悪化してました。
はじめの頃は、自転車乗れない! 運転できない!でしたが、この時期は歩くのも怖くなっており、結構ショックでした。
通勤が困難になり、会社内を歩いてるのも怪我しそうとの話もあり、6月で休職したのもショックだったかな。

ここで、1つの変化がありました。
最終出勤日に、お茶やお手紙などを頂いたのですが…その中にアリナミンPlusがありました(笑)
持てる重さで小さいもの、と送り主のF田氏は悩んだそうなんですね。
そこで何故かアリナミンPlusをチョイスしてくださり、私の手元にあったのです。

6月で退職して、総合病院の初診まで約半月。
せっかく貰ったし、元気百倍だし。

軽い気持ちで飲んでたんですが、総合病院行く直前あたりは少し身体が楽?だったんですね。
?がつくのは、改善したまでは言えないけど、少し動かしやすい気がする。
何となくだけど、右脚の感覚も前よりある気がする。
そんな誤差かもしれないけど、気持ち楽かな?位になってきてまして。

内心、これはやはりストレスだったか?仕事がストレスだったんかい!?とか、
メンタルクリニック行った方が良かったか?など、色々と思い悩みまして。
不安いっぱいで総合病院に行きました。

最初は脳神経外科だったのですが、問診の後に神経内科に移動することに。
また歩行を確認されたり、血液検査があったり。
内視鏡検査もあり、半年前な健康診断は問題なかったのにな!とか思いつつも受けたり。
抗体検査やらMRIも頭以外もがっつりと、検査のフルコース状態。

検査結果が出たのは、翌週でした。
亜急性連合性脊髄変性症という、いわゆるビタミンB12が吸収できなくて足りてない!というタイトル名の病気だとわかりました。

私の作る食事、栄養偏ってましたかねぇ…と心配になったんですけれども。
そこは食事は関係なく、そもそも吸収できてないからと言われてひと安心。
家族に影響がなくて良かったと、ホッとしました。
アリナミンPlusでちょっと楽?は、ビタミンB12も配合されており、気のせいではなかったようです。
F田氏ありがとう(笑)

最初は注射を2週間に1度+処方された薬の服用。
それを何回か続けた後は、注射は1ヶ月に1回へ。
現在は2ヶ月に1回と言われたところです。

胃を切除されたり、ベジタリアンだったりするとなる方もいる病気らしいのてすが、私は該当せず。
アラフォーあたりで発症位しか、当てはまらないんですよね。
そもそも、1万人に1人位の病気と言われて吃驚。

どうせ当たるなら宝くじが良かったとは、凡人の夢ですね、ハイ。

【現在の状態、2021年12月】

歩けてます!自転車まだ怖くて控えてます!
車は運転できる人が同乗してて、なおかつ体調をみてチャレンジする予定です(まだ不安)

年明けから仕事にも復帰します。
ざーっとな振り返りですが、以上が私の亜急性連合性脊髄変性症の体験談です。
個人的には、病名がはっきりするまで、色々とデータを集めるのが楽しかったなと。
病気のことを調べる、というよりも自分の生活を調べる感じですかね。
何時起床で何時にご飯を食べて…とか、お茶は何回飲んでて、食材は何を買っていたかとか。
実際にはあんまり関係なかったんですけど、天候気温も一緒に記録して、何か関連がないかデータをとってみたりしてたんです。
探偵ごっこみたいで、そこだけは実に楽しかったです(笑)


まぁ月並みな感想なんですけれども、今回病気になって実感したのは…
健康は大事だし、コロナ禍でもしっかり診てくださる医師の方々には、本当にありがたいなぁと。
ワクチンも無事打てましたし、今後もコロナ感染せずに過ごせるように頑張ります。
もちろん、日常生活復帰も。


という訳で、ただいまです!
少しずつ、いんよう!も追いつきますぞー!

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