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【PFFアワード2024】Bプログラム『鎖』『さようならイカロス』

9月7日(土)から始まる「第46回ぴあフィルムフェスティバル」の開催まで約1ヶ月となりました。
映画祭公式サイトのアップに先立ち、映画監督を目指す若者たちの登竜門「PFFアワード2024」の入選作品19本を、プログラムごとにご紹介していきます。

■ Bプログラム

『鎖』
監督:杜 詩琪(25歳/武蔵野美術大学大学院 映像・写真コース)
カラー/21分

ミソジニー社会で乱舞してみた
男尊女卑が色濃く残る中国の地方都市に、日本から里帰りした監督自身が、同国の結婚、出産、同性愛の在り方を探る。慣習という”鎖”をパフォーミングアートとアニメーションを駆使して描いた、切実で渾身の映像表現。

『さようならイカロス』
監督:田辺洸成(20歳/青山学院大学 総合文化政策学部)
カラー/107分

神も仏も知ったこっちゃない世界へ
無気力な青年ケンが、同じく無気力な女性との出会いを通して、同性愛、性虐待、貧困、暴力、死という薄皮1枚向こうのリアルを垣間見る。監督の心の叫びが全編にこだまし、目を背けたくなる現実を否応なしに叩きつける問題作。

※入選監督の年齢、職業(学校名)は応募時のものです。


「第46回ぴあフィルムフェスティバル2024」
日程:9月7日(土)~21日(土)
会場:国立映画アーカイブ ※月曜休館

「ぴあフィルムフェスティバル in 京都2024」
日程:11月9日(土)~17日(日)
会場:京都文化博物館 ※月曜休館


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