アラフィフSE、認識のビミョーなズレに悩む
みなさん、こんにちは。
ぴろりん@noteです。
久しぶりの投稿です。
最近悩んでいるのが、今回の表題、「認識のビミョーなズレ」です。
SEやってると色々な案件でユーザーと要件について話したり、プロジェクトメンバーやベンダーと要件をどのように機能実装するかといった話をします。
ここで重要になってくるのが、「共通認識」という「魔物」です。
「魔物」と表現したのは、人によって、あるいは立場によって、考え方や価値観がまちまちで、それによって認知レベルに差があって、同じテーマの話をしているつもりが話が噛み合わず、後々「思ってたのと違う」となり、手戻りになることが多いからです。
認識合っているかな?と思っていても、ドキュメントに落として会話してみたら、だいたい半分くらいは「合っているような気がする」けど、残り半分は「何それ?」になってたりする。
業務目線のユーザーと、システム目線のITサイドとの間は、ある程度やむを得ないかなとは思う(それでも8割から9割まで共有度はあげないとだが)けど、厄介なのはプロジェクトメンバーやベンダーとの認識ギャップ。
「あるシステムについて、Aという技術を使って、インプットBをアウトプットCにする機能を実装しよう」という共通の物差しを使って話をしているつもりが、あるメンバーは「Bを C’」にしようとし、またベンダーは「B +を C +」にしようとする、みたいなことがままに発生する。
SEは経験でものを言う傾向にあると思うので、あのPMが言ってるやり方よりこっちの方がいいとか、ちょっとお節介をやいてしまうのかもしれない。
そう言う議論を続けているうちに、「もともとの要件って。何だっけ?」みたいな話にもなる。
図を書いてフローを作って、これでもかと丁寧に説明しても、各々が作ってくるアウトプットは「なんか違う」んですよね…悩ましい。
「言葉は想いに足りない」とも言われますが、こういうもどかしさが魔物たる所以かもしれません。
認識のビミョーなズレを極力少なくすることが、良いシステムをつくる基本なのは、いうまでもありませんが…