![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/140643332/rectangle_large_type_2_235f7bcfd14ebf34bd599fc02aab9619.jpeg?width=1200)
【Podcastの話】「ちゃんと言語化する」って大事すぎね?
2024.5.14
一か月ぶりにnote書きます。
Podcastも毎週アップの目標を早速守れず、あぁ…となっているところですが、
最近なんか同じことをよく考えているので、まとめついでに以前上げたPodcastのことでも書きます。
ちなみに今絶賛締め切りに追われています。
こんなことしている場合ではないんですけど、とにかく衝動性に負けやすいもので…明日の私が多分泣きますがいいでしょう…。
良かったらお時間のある時に聴いてみてください。
ただただ一人で思考を壁打ちしているだけですが、それが私のストレス発散です。
発表が苦手だった昔
今でこそ私は文章を書いたり、Podcastで一人喋りするのが好きなんですけど、実は大学生くらいまでは好きだとも思ったことがなく、まして「喋る」のは苦手分野でした。
だから発表とか大勢の人の前で話さなければならない時は何度も何度も台本を書いては練習し、書いては練習し…を繰り返していたこともあったし、
それでも発表当日は台本を目で追うことに必死になって、逆に頭が真っ白みたいな…。
しかも台本から一語でもズレると全てを見失うので、主語と述語がぐっちゃ混ぜになって「何言ってんだろう?」って聞き手を困らせることも非常~に多かったです。
実際新卒の頃「会話してて何が言いたいのか分からないことが多いよ」と言われることもあったし…。
色々頭の中で考えてることはあったんですけどね、なかなかうまく言語化できなかったんですよね。
「あれ?書くの好きじゃね?」と気付いた時
同じく新卒の時、別の先輩から言われたことがあったんですよ。
「会話では何言いたいのか分からないんだけど、文章だと誰よりも分かりやすい。読んでて情景が頭にちゃんと浮かぶもん。」
多分これは元々の性質だと思うんですが、INFPって確か文章を書くことが苦ではなくないですか?
文章だと「間違っても消せる」し「一旦書き殴ってから考えられる」から、自分の絡まりまくっている思考を綺麗に解きながら、綺麗にまとまった思考を作り出せるんですよね。
そりゃあ臨機応変と即時対応を求められる会話なんかよりも綺麗に伝わるに決まってるわ、と後になって気付くわけですが。
ちなみに当時私は保育士をしていて、「文字が得意」を武器に出来たんですよね。お便りを書いたりとか保育のあらゆる場面で子どもの姿を伝えることを文字でも求められたので。
でも相変わらず、喋りの部分はそんなに得意ではなかったんですが…。
あの頃は「先生のお便りが楽しみです」の言葉に支えられながら、なんとか仕事を頑張っていた気がする。
「失敗してもいい雰囲気作り」をする
過去を振り返って私の場合、上手く話せない理由ってこれだったのかなと思います。
「100%綺麗に、簡潔に、ちゃんと喋らなければならない、尚且つ相手に100%理解されないといけない」みたいな勝手な思い込みで自分にプレッシャーを与えちゃうやつ。
だから一言でも変な方向に飛んじゃうと「あぁぁ…」と焦っちゃうみたいな。
もちろん相手にちゃんと伝えられることがベストに決まっているけど、まず
「何を伝えたいか/伝えなければならないのか」が具体的で、それさえ逃さなければ、多少話す内容が本筋から外れてしまってもいいんじゃないかと、今では思うわけです。
あと私自身緊張する場やリラックスできない場がとても苦手なので、会話の中でとにかくよく笑ったり些細なことでも質問したり(別に相手に興味が無くても適当に)して、「自分はこういうキャラです」ってあらかじめ開示するようにしてます。
大きい発表では聞き手に投げかけて一緒に考える時間を作るとか、相手にもアドリブで話してもらう瞬間を作ると、割と全体的に雰囲気が柔らかくなります。そうすると多少会話が変な方向に行っても「まあそういうキャラか」って思ってもらえることがあります(それで何度か救われたりもした…)。
文字をいっぱい書く
これも同時にたくさんやってました。
何か考えた瞬間に書く、制限なく何でも書くみたいな。あんまり起承転結も気にせず。
結構習慣付くと、誰かと会話してる時に「あの時どこかのノートに書いた内容の話」を思い出してそのままそっくり話したりします。人は文字を書きながら思考を整理しているというのは割と本当なのかもしれません。
今でも人の前で話さないといけない時はあるんですけど、もちろんぶっつけ本番でスムーズに話せるわけじゃないので、事前に
・話したい大まかな流れ
・その中で外したくない話のネタのキーワードやヒント
くらいは絶対に書いて、当日手元に置いておいたりします。
あと、当日の自分になりきったつもりで、セリフをそのままそっくりノートに書き出してみたりとか。
これをやっておくと、最低限自分の伝えないといけないことは逃さないでいられるし、逆に言えばそれ以外はフリーで話していいっていうことなので自分を緊張させないで済みます。
私は多分「自由に出来ない(=台本みたいにガチガチに内容を決めちゃう)」が苦手だったんですよねきっと。
アンチ「捉え方は自由」
今回、私はこれが言いたかった。
「私、話すの(書くの)苦手なんです。だから分かってくれる人だけでいいんです。」
こういう人間たちに言いたい。
「お前の思考を他人の思考に委ねるなよ??」
多分「分かってくれる人だけでいい」と言っても許されるのは、よほど売れているアーティストか、何か一人で楽しそうに生きている人だけだと思う。
この社会で生きている以上、まして会社や組織に所属している以上、「自分を伝える」ことを怠った瞬間に人から信頼されなくなるし、能力も下に見られると私は思っている。
だって自分のことを話せないし、会議で発言しないし、取引先でアピールできないんでしょ?
世の中「適材適所だから助け合えばいい、誰かがその穴を埋める」なんて考えもあるし、私はその考えを否定しない。
でも実際、「自分のことを伝える」を誰かに助けてもらっている人間が、誰かの代わりに何かの穴を埋めている場面を私は見たことがない(ド偏見)。
話せないなら話せないなりに、何か他の能力に長けていないと、その理論はただの怠けにしかならない。
そもそも自分の考えは自分のものでしかないのに、それを「他人」に任せている時点でそれは本当にあなたのものになるのか?
そういう人に限って、「話せて凄い!(私には出来ないです!)」「書けて凄い!(私には出来ないです!)」とまるで他人事のように人の能力をでかい顔してつまみ食いしてきたりする。
なんか悪口みたいになっちゃってるけど、社会で生きるって、そういうことだと思います。
言葉にしないと、あなたのことなんか誰も分かっちゃくれないし、興味も持ちませんよ。
言葉にしないということは、どれだけ色々考えていても、あなたの意見がないと思われるんですよ。
「苦手だから」は社会に出たら通用しないです。知らないですそんなことは。
「何考えてんのか分かんない」は誉め言葉じゃないです。完全に悪口だと思います。
最近考えてること、怖い。
▼Podcast良かったら聴いてください。
Apple Podcastはこちらから