カラダの声を聴く
ボディセッションをするようになって20年以上が経ちます
カラダに対して意識を向けることが日常になったからでしょうか…
いつの頃からか、カラダから「声」が聞こえるようになってきました
始めは、妄想だと思いましたよ?笑
わたしの勝手な思い込みだとも思いました
特にお付き合いの長いクライアントさんに関しては
わたしが都合のいいように思いたくて、聞こえてくるのでは?
そうも疑っていたので、その声をスルーしていました
でもあまりにも聞こえてくるので
ある時、恐る恐るクライアントさんに告げたんですよね…
「本当はこう思ってるんじゃない?」
「本当はもう〇〇したくないんじゃない?!」
クライアントさんは目を丸くして
「え?なんでわかるんですか?!」とびっくりしていました
そこから水面下で作業が始まりました
「カラダから声が聞こえてくる」を伏せた上で
それがそのクライアントさんに届ける声なのか?
それとも私の妄想なのか?その見極めるために…
初めましての方は、もちろん事前のデーターがない
だから妄想もしようがないし、勝手にストーリーを
創ることができないのに、観じることができる
それに声をお届けした後、カラダが変化するだけでなく
その方の現実も好転していくのを目の当たりにして
ああこれはもう、「妄想」ではないのだなあと観念した
「観念」というのは、それを受け容れてしまうのを
最も恐れていたのは私だったから
だって、根拠も裏付けもない
その声はわたしにしか聞こえないわけだし…
「カラダの声が聞こえる」と言ったところで
大丈夫?頭おかしいんじゃない?て思われるのでは?とか
適当なこと言ってクライアントさんの人生に万万万が一ですよ?
悪影響を与えてしまったらどうしよう?とか思ったから
だってね、観ていくうちに
その声はその人にとっての真の声、真の望みであって
云わば、魂の声のようなものだとわかったから
それをなんの確証もなく伝えるのってどうよ?てね
あるのは、2年近くクライアントさんとの対話で
これは「カラダの声」だと確信したことだけだった
でも、よくよく考えたらそれさえあればいいんだと思ったの
他者にどう思われようとも
来店してくださったクライアントさんにとって
その声が何かの後押しになるのなら、それでいいと…
そう決めたからなのか?
今は、声だけでなくヴィジョンも観るようになってきて
セッションを通して不思議な体験をさせて頂いています
で、前置きが長くなったけれど、お伝えしたいのは
これは「特別なこと」でもないし「特殊能力」でもないってこと
カラダに「意識を向けて」きたお陰だと思っています
もともとわたしたちは、カラダの声が聞こえるもの
でも、そんな風に思ってないから聞こえてこない
わたしの場合は、意識を向けたことによって
そことの「回線」が繋がった感じ
チャンネルが合ったと言ってもいいかな
最初の頃は糸電話並みだった回線だったため
あまりよく聞こえていなかったのが
長く付き合っていくうちに、今ではそれ以上
4Gくらいはいっているでしょうか…笑
それだけのことです
皆さんだってカラダの声が聞こえるときあるでしょう?
「お腹すいたな」「おなががいっぱい」「疲れたなー」
「気持ちいいな♪」「やりたくないな…」「痛いなあ」
これ、全部「カラダの声」です
「感覚」は、あなたのカラダの声の一部です
ただね、五感には「自我」が混じってるから
あなたの真の声でない場合があるけれど
そのもっともっと奥にあなたの真の声が
隠れているハズなんですよ
ただ、その声はとっても繊細なんです
自分にしか聞こえないくらいだからね
だから、頭の中が思考でいっぱいだったり
カラダをこういうもんだ!と思い込んでると
ヘヴィメタの曲が流れている環境の中で
せせらぎの音を聴くようなもんで、難しいわけです
これからはカラダに対する概念も変えていくときです
いったんカラダに対する概念を脇に置き
偏りのない観点で、意識をクリアにした状態で
常にカラダに意識を向けて、声を聴いてみて下さい
その声が、あなたのカラダだけでなく
あなたの人生においても必要な真の情報となっていきます
今日は新月ですね
新しいことをスタートするのであれば
まずは、あなたにとっての新情報を
カラダを通して、魂から得てみてはいかがでしょう?