見出し画像

#7【脳振盪Q&A①】-徴候と症状について-

前回の記事で、脳振盪の「徴候」についてお伝えしました。それに関する質問をお受けしたのでお答えします。

質問:「徴候」と「症状」の違いは何ですか?

画像1

そうなんです。自分も昔は混乱していました…。前回の「徴候」の項目が、症状としても認識されるので、そこをはっきりしたいですよね。

簡単に説明します。

徴候:客観的にみてわかること。英語では”Signs”

症状:主に主観的に感じる体の変化。英語では”Symptoms”

しかし、ここで混乱を生んでしまうのは、客観的な徴候であっても、患者さん本人が気づく・感じる場合もある、また本来は主観的な症状であるはずのものであっても、本人は気づかず客観的にみてわかる症状もある、ということです。

なので、本当は「徴候と症状」として一緒に紹介しても良かったんですが、次に説明する「脳振盪の症状」の中で気をつけて理解してもらいたい点があったのであえて分けさせてもらいました。

次回の告知にもなってしまいましたが、次は「脳振盪の症状」について説明したいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?