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対面実技セミナー@宇都宮「脳振盪の評価とマネジメント」
対面実技セミナー開催決定!@宇都宮・栃木2025/5/24-25
今年初の宇都宮(栃木県)開催!
一番の目的は、脳振盪の評価のスキルを磨くこと。
そして、当日は実技に集中するため、実技で得た知識・スキルを活かすために、事前学習動画を昨年のものからアップデートしました!
事前学習+対面での実技を通じて、しっかり脳振盪の評価できるスキルを習得できる機会になりますので、是非ご参加ください!
しかも、再度Buffalo Concussion Treadmill / Bike / March Test(バッファロー脳振盪トレッドミル/バイク/歩行テスト: BCTT/BCBT/BCMT)も組み込みました!
【日時】2025年5月24日(土)
① SCAT5の実技とSCAT6の変更点の確認 10:00~12:30
② 前庭機能・眼球運動機能の評価 13:30~17:30
③ BCTT/BCBT/BCMTの実践 9:00-14:00
脳振盪後に低下した機能や症状の誘発の有無を確認するために平衡機能が含まれたSCAT、および前庭機能・眼球運動機能の評価を行うことは非常に重要です。しかし、もう1つ重要な点があります。それは運動です
脳振盪後にどの程度の運動であれば開始しても良いのか、どのくらいの強度、どのくらいの時間であれば、症状の悪化を防ぎながら運動を始められるのか。2022年に開催された国際スポーツ脳振盪会議でも大きく発表されましたが、脳振盪後に絶対安静にしていても症状が長引くことを防ぐことができない、防げるというエビデンスがない、という内容がありました
症状は残っていながらもできる範囲で運動は開始した方が良い、という見解です。しかも、なるべく早い段階で、です。もちろん症状がまだまだ酷い場合を除きますが、他の外傷と同様、絶対に安静にしていても低下した機能は回復しません。むしろ、体力は落ちていってしまう可能性はあります
私も昔(SCAT3を使用していた時代)は、症状がなくなるまで運動は中止していたり、ようやく開始しても根拠なくバイクでゆっくり漕ぐ、ということしかやっておりませんでした
しかし、他の外傷同様、しっかり評価を行い、その結果を基に処方したエクササイズ、トレーニングであれば症状をしっかりコントロールしながら実施できる。運動が実施できれば体力の低下も防げますし、回復過程にも良い影響がある、というのが最新の見解です
脳振盪後の運動負荷テストとして世界的に一番有名なBCTT/BCBT。今回はそれも含めて対面の実技セミナーで実践していきます。引き続き、受講者の背景・レベルに合わせて、各項目のみを受講することができるスタイルにもしています
①のSCATに関しては、最近発表されたSCAT6の実技とその変更点の確認を行います。なぜそのような変更になったのか。是非実際に体験してみてください
①、②、③のそれぞれにおいて、約2~3時間程度の事前学習動画を視聴してもらったうえで、対面セミナー内では実技をメインに進めます。
また、今回学んでいただく内容をさらに現場で活用していただくために、①、②、③の方法の事前学習だけでなく、脳振盪そのものの知識、そして、脳振盪後のマネジメントと、今回評価で行った内容をどのようにリハビリテーションに活用していくのかまでお伝えし、包括的に脳振盪のサポートができるようにアップデートしました。
脳振盪は頻繁に起こる傷害ではないかもしれません。しかし、知識、そしてその知識を活かして行動に移せる準備をしておくことで、適切な対処・対応につながり、より良い選手サポートに繋げられると思っています。脳振盪は学ぶことが多いけれど、最低限SCATはしっかり実施できるようにしておきたい!という方は是非、SCATの実践から始めてみてはいかがでしょうか?
【内容】
① 脳振盪の基本的な評価であるSCATの実技と変更点の確認
・SCATに関する事前学習動画(SCAT6の変更点含む)
・SCAT6の変更点の確認
・SCATを実施するうえでの注意点と結果の捉え方
・SCATの結果からリハビリテーションへの活用方法
② 脳振盪における前庭機能と眼球運動機能の評価
・前庭機能/眼球運動機能の評価に関する事前動画
・VOMS(Vestibular Ocular-Motor Screening)の説明
・一般的な前庭機能・眼球運動機能の評価とVOMSとの違い
・追従性眼球運動、跳躍性(サッケード)眼球運動、輻輳眼球運動
・前庭動眼反射(VOR:Vestibular Ocular Reflex)
・視覚運動感度テスト(VMSテスト:Visual Motion Sensitivity Test)
・自覚的症状と客観的所見
・リハビリテーションへの活用
④ BCTT/BCBT/BCMTの実践
・BCTT/BCBT/BCMTの実施方法の確認
・禁忌事項の確認・安全面への配慮
・測定環境による微調整の例
【場所】※1日目と2日目で異なります。ご注意ください
5月24日(土):宇都宮大通り会議室
(宇都宮市大通り3-5-18 宮リバーハイツ 6階606号室)
5月25日(日):とちぎスポーツ医科学センター(仮)
(宇都宮市西川田4丁目1−1:カンセキスタジアムとちぎ内)
【参加費(税込み)】
① 一般、社会人学生:¥22,000、学生:¥11,000
② 一般、社会人学生:¥27,500、学生:¥13,750
③ 一般、社会人学生:¥33,000、学生:¥16,500
① 、②のみ:¥44,000
①②③全て 一般、社会人学生:¥77,000、学生:¥38,500
※学生・再受講者は 半額
今まで脳振盪の勉強をしたことがない方でも、事前学習からしっかり学んでいただくことで、対面でのセミナー当日は、実技に集中して学んでいただけます
また、今回は頻度の少ない運動負荷テストの実践である「BCTT/BCBT/BCMT」の実技セミナーも開催することができました。
是非この機会をご活用ください!