鍼灸で医療ミスを起こしたらアナタもオワコンに・・?
みなさんこんにちは!在宅専門鍼灸師のてっちゃんです。
新人鍼灸師や鍼灸学生に向けて在宅の臨床現場で必要な情報をわかりやすく発信しています。
さて、今回は鍼灸師にとっても大切なテーマでもある「医療ミス」について話していきたいと思います!
医師の世界では
「医療ミスを起こすこと=患者さんの生死に関わる問題」へとつながるため、この記事のように刑事事件にまで発展する大問題に発展する可能性がありますよね。
医療事故と医療ミスを混同している人もいるかもしれないのでおさらいしておきますね。
医療事故:医療業務中に起きた予期せぬ出来事により、患者などに障害を与えてしまうもの
医療過誤(医療ミス):医療従事者が本来行うべき業務を怠ったことにより患者などに障害を与えてしまうもの
それに対し、鍼灸師は「医療ミス=患者さんの生死に関わる問題」に繋がるケースは多くありません。
それもあって、医療ミスに対する危機意識的なものは薄い人も多いのではないでしょうか。
そんな事言っているボク自身が危機意識が薄く、これまでにミスを沢山してきました。。
鍼灸治療は知らない人からすると「痛い・怖い」といったイメージを持たれているのはまだまだ多いので、「痛くない・怖くない」というイメージを浸透させる上で「安心・安全」であることは大前提にしておかないといけないですよね。
特に現在の社会において、敏感になっているのは「感染対策」で、今までは鍼をする際に手指で直接皮膚に触れている人も一定数いましたが、これからは「指サックの使用」がスタンダードになっていくと思います。
また、鍼を刺す部位に関しても、ボクの学生時代では1本の鍼で刺したり抜いたりを複数の部位に繰り返し使用していましたが、これからは「1本の鍼では1ヶ所」となるのも当たり前になっていくんでしょうね。
患者さん自身も敏感になっている人が増えている分、私たち鍼灸師もこれまで以上に注意が必要にならないといけないですね。
1.鍼灸師が特に気をつけたいのは「施術中のミス」
医療ミスの中でも、鍼灸師が特に気をつけないといけないのがなんと言っても「施術中のミス」ですね。
【鍼灸の施術中に起こりやすい医療ミス】
・内出血
・気胸
・脳貧血
・鍼の抜き忘れや折鍼
・感染症 etc
どれも起きしまったと想像するだけで全身が震えてきそう。。。
ボクがこれまでに起こしてしまった医療ミスは、「鍼の抜き忘れ」です。
刺した鍼のうち、1ヶ所確認し忘れていた場所があり、患者さんが帰られる前に気づいたので大事には至らなかったんですが、忘れられない怖い思い出です。
皆さんにはボクのような失敗を起こして欲しくないので、しっかりと刺した本数、刺した部位などの確認は徹底しておきましょうね!
そんな皆さんにオススメの記事はこちらです
ベテラン鍼灸師のやまちゃんによる抜き忘れに関するポイントは非常に勉強になりました。
その他、脳貧血が起きてしまった場合にもボクだったらパニックになってしまいそうですが、この記事を読んで事前に学んでおく事でいざという時に冷静に対処できるんだろうなと思いました。
2.一人で悩まないで皆で助け合おう
鍼灸師は小規模の職場が多く、ちょっとした悩みを相談できる環境って決して多くないですよね。
ボク自身、相談出来る相手がほとんどいないのでめちゃくちゃ不安なことが沢山あります。
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