自費リハビリのニーズはこれからも必要になってくる。ただし課題は、費用。
こんにちは前兼久です。
これまで自費リハビリテーションに関わってきましたが、当時から考えると認知度も含めてかなり浸透してきたように思います。自費リハビリテーションが埋めている溝は病院と健康の間です。
厳密にリハビリテーションと言うと意味が異なってきますが市民権を得たリハビリテーショは通常リハビリと言われ運動や訓練のことをイメージする人が多いと思います。
自費リハビリテーションは、病院では期間が決まっているリハビリテーションが終了した後継続して受けることができます。
ただし病院と異なる点は保険が使えないと言う点です。
現在自費リハビリテーションの課題としてはその費用が高いと言うことにあります。しかし今ではその費用も下がりつつありいわゆるスポーツジムの費用と変わらない価格まで来ています。
ビジネスとして成り立つことがここ数年でわかってきて多くの個人や企業が参入してきています。つまりそれだけ市場がしっかりとあると言うことです。
当初、この分野は医療業界からは問題視されていた事は多くの方が知っているかと思います。
昨今の医療費介護費の膨張により現在、自費リハビリテーションが担う役割は重要なものになってきました。また後遺症が残った方でも健康増進をする上でトレーニングをする事はとても望ましいことなのでこの自費リハビリテーションの領域は健康と医療の溝を埋める領域だと考えています。
この市場が成熟し始めると医療と健康そして自費リハビリテーションの分野が連携してより良い環境ができると考えています。
病院側も病院の形があるのでリハビリテーション期間を守る必要があります。これは当然のことですしかしながら患者さん側これからも継続して良い治療や運動を受けたいと考えています。
自費リハビリテーションは、見方を変えれば健康増進です。私はこれまで病院でのリハビリテーションが終了した後以前よりも状態が悪くなって再受診する患者さんをこれまで見てきました。おそらくリハビリテーション業界の人は同じような経験をした人がいると思います。
私は医療機関から出てヘルスケア企業で働いてきましたが病院から出てみると困った人たちは結構いるなと言う印象を受けます。
現在も病院と社会とのこの溝を埋めるために日々奮闘しているのです。
これからも病院と社会との溝を埋めていきたいと考えています。