水分の重要性
こんにちは。理学療法士の石倉です。
つたない記事ですが、皆様スキやフォローをしていただきありがとうございます。
前回はホメオスタシスについて軽く触れました。
身体の中(細胞内外)では様々な化学反応によって平常の状態を維持しています。
では、その化学反応を起こす下地は何なのか。
それは体内の水分になります。
人の水分量は
新生児(0歳): 体重の約75%〜80%が水分
幼児(1〜3歳): 体重の約65%〜75%が水分
子供(4〜12歳): 体重の約60%〜70%が水分
青年期(13〜18歳): 体重の約60%が水分
成人(18〜40歳): 体重の約55%〜60%が水分
中年(40〜60歳): 体重の約50%〜55%が水分
高齢者(60歳以上): 体重の約45%〜50%が水分
で構成されています。
地球上の全ての生物は身体の中に水分があり、生命の根幹を成しています。
細胞内外の水分は基質と呼ばれ、遺伝子がある核やエネルギーを作るミトコンドリアなどは基質の中に浮いてるようなイメージです。
水分があることで様々な化学反応を起こすことができるのです。
体内の水分が不足することで血液の粘性が上がったり、エネルギー不足になったりとホメオスタシスを維持することが困難になります。
人は1日に約2~2.5Lの水分を排出すると言われていますので、季節に関わらず水分摂取を心がけることが身体の状態を維持するためにとても大切となりますね。
本日はこの辺で。