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安定より挑戦を!

理学療法士としての歩み(続編)


こんにちは!
木更津市の整体院【痛みの専門院Physio(フィジオ)】
院長の梶谷です!
このページを開いていただきありがとうございます!

さて、前回の初投稿では『自己紹介』として自身のプロフィールにはじまり、理学療法士としての新人時代を中心に記しました!
今回の投稿では、その後の挑戦について記したいと思います!
ご興味ある方は是非お読みいただけたら幸いです。

まず、前回のおさらいとして、私は『スポーツメディカルの分野で活躍する理学療法士』を志したわけですが、就職した急性期病院は高齢な患者さんが多く通院する病院でした。
具体的な数値を示すと、外来リハビリテーションに通院している全患者さんの内、スポーツ傷害の治療で通院していた10代(小学生・中学生・高校生)の患者さんは『9%』でした。
このような状況の中、理学療法士6年目を迎えるタイミングで私は『ある葛藤』を抱えていました。

この病院に残るか ―
スポーツ傷害患者が多く通院する病院へ転職するか ―

『スポーツメディカルの分野で活躍する理学療法士』を目標としているならば、迷わず転職したら良いのでは?
と、思われる方々も多いと思いますが、私はこの時すでに部署の責任者となっており、当時の部署内の実情を考慮すると『退職』という選択はあまりに無責任であると考え、簡単に決断できる状況ではありませんでした。

悩み抜いて出した結論は『新たなる挑戦』でした!

自分の目標は追いかけながらも、責任者としての責務を全うしつつ、病院勤務の理学療法士がなかなか実行しないような『挑戦』として、外部へ積極的に働きかけるための【団体】を立ち上げました!

もちろん、勤務先には許可を頂き、且つ、合法的な手段を模索した上で団体を設立しました!

『転職を選ぶことは簡単だが、簡単に得られたもので満足か?』
『10代の患者さんが少ないなら、自分の努力で増やせば良いではないか!』
『まずは自分なりに足掻いてから理想を語りなさい!』
『”安定を求めるより常に挑戦”のスタイルを貫こう!』

これが私の出した最終的な結論でした―

千葉県スポーツコンディショニングLAB.


ようこそ!CSC LAB.へ - CSC LAB ~千葉県スポーツコンディショニングLAB~ (jimdofree.com)

さて、上述の通り様々な葛藤を経て上記団体を設立したわけですが、認知度はもちろん、法人格を持たない団体としてスタートしたため、世間的には信用もへったくれもありません。

それでも自分が選択した挑戦なので、以下のようなあらゆる手段を講じながら少しずつ形にしていきました!(※ほんの一部をご紹介)

・行政(市役所)への働きかけ
 →スポーツ振興課・学校教育課などに個人的にアポを取って、当団体の活  
  動内容やその必要性を熱弁!

・近隣地域の小・中学校全てにアンケート調査を実施
 →およそ40通ぐらい送付して返ってきたのは2通のみ(笑)

・小中学生に対する講演やストレッチ指導
 →依頼があれば【無償】で『スポーツ傷害予防のための講演・実技指導』
  に回りました!

これらの地道な活動を経て、設立から数年経過した時には多くの依頼を頂ける団体にまで成長し、その成長と共に私のリハビリを求めて病院へ来られる10代のスポーツ傷害患者さんは着実に増えていきました!

そして、設立から5年経過した時点で、外来リハビリテーションに通院する10代のスポーツ傷害患者さんの割合は『9%』→『29%』となり、2割増という結果になりました!

たった2割―
と、思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、私の中ではとても大きな変化であり、ある一定の目標は達成できたと評価しています!

ここまでざっくりと話を進めて来ましたが、団体活動の軌跡については、是非上記URLからご覧いただけますと幸いです!

ストレッチ指導の様子
フィジカルテストの様子
保護者向け講演の様子

次なる野望へ!


ここまで長々とお読み頂きありがとうございます!
【団体設立編】は以上となりますが、私としては団体の活動が形になってきたことで満足していたわけではありません。

外部での活動が増すにつれて、【ある事】に気付かされ、それが独立を考えるキッカケとなりました。

そんな【独立までの軌跡編】を次回は投稿したいと思います!

ご興味ある方は、是非次回もお読み頂けますと幸いですm(_ _)m
乞うご期待!

木更津市の整体院
【痛みの専門院Physio(フィジオ)】
院長 梶谷 卓也
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