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治療52日目、第3クール10日目「全方向に囲まれて独りではない。ありがとう」

2024年10月6日(日)治療52日目、第3クール10日目、カペシタビン10日目

 朝8時30分起床。週末なので今日はのんびりと寝起きを楽しんだ。家族も寝ている。上に住んでいるお宅の子供の足音を聞きながら、朝のルーチンへ。スマホの天気予報を確認し、シャワー後の洗濯は連日乾燥機のお世話になる事が決定。大物であるが、今日は毛布の乾燥にも挑戦した。お日様の匂いはしないが、乾燥機特有の仕上がりに満足する。明日の仕事に向けて今日はいい夢が見られそう。

 抗がん剤治療中ということで何の予定もない週末を過ごす。治療前は2週間に一回老老介護している実家の手伝いに行っていたが、行かなくなったためだ。行かないというよりは、癌ということで心配する親から来なくていい旨お達しがあったことと、抗がん剤による影響を年老いた親に与えたくないということで、治療が終わるまで行かないことにした。家族は行きたがっているが、私の親なので私が行かない限り遠慮している。正月に行くかどうかはその時考えよう。

 同じく抗がん剤治療している方々のブログをチェックさせていただいているが、本当にためになるし、心強い。心の支えになっていると感じる。人間は独りで生きてはいけないとよく言うが、その意味を改めて考えさせられる。生きていくために働いているが、食べ物や物を作ったり運んだりする行為は一人では完結できず、社会で協業している。物の移動や時間で考えると自分から見てそれは前後の関係と言える。一方、同じ境遇である抗がん剤治療をしている方々の存在を知り横のつながりが出来た。

 今、全方向に何らかの関係のある人々に囲まれて独りではないと感じている。本当にありがとう。ネット社会である事にも感謝したい。

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