治療148日目、経過観察1日目「副作用を重症化しないよう、経過観察を慎重に」
2025年1月10日(金)治療148日目、経過観察1日目
朝8時起床。第8クールの診察のため、10時には家を出なければならない。過去の経験から、朝のルーチンを含め2時間あれば準備できるはず。シャワーを浴び、洗濯と朝食にとりかかる。朝食はいつもの、人参大豆ヨーグルトミックスバナナ添えである。炭水化物は昨日妻にお願いしておいた日清シスコのココナッツサブレである。包装を見てびっくり。個包装になっているのは良いが、4枚入り4包装で計16枚であった。前のように縦に並んでギッシリ入っているのを想像していたので量の少なさに啞然。サクサク感が増していたので良しとする。洗濯物は外に干し、その後の処置は妻にお願いした。
抗がん剤治療のための最後の健診であるため、期待を不安を抱えつつ家を出る。ぎりぎりだったが、電車が遅れていたため助かった。このところ全く家から出ていないため、足が弱っているのがわかる。左足の膝が痛い。抗がん剤治療の副作用が改善したら、体を鍛えようと心に誓う。
予定通り病院に到着し、血液検査の為採血室へ向かう。受付で番号札をもらい、部屋の中に入って腕をまくる。採血にこなれても仕方ないが、無意識に体が効率のよい採血のために動いてしまう。これも長年の会社員勤めの性なのだ。
採血が終わったところで、処置室から連絡がきた。私が応募した、CapeOX療法の患者データ採取のための測定のお知らせだ。この測定で得たデータをもとに、学会で発表をするらしい。測定と言っても難しいことは無く、体組成計のデータと、握力、二の腕や脛の太さ、歩く速度を測定するだけ。この測定で特徴的な発見があるとは思えないが、担当の先生によると、以外にも数百人のデータから何らかのトレンドが見られたという。あまり詳しく言えませんが、と言ってはいたが嬉しそうだったのが印象的。
第7クールの前回もオキサリプラチン点滴の終了が突然告げられ驚いたが、今回健診の結果、カペシタビン服用も第7クールをもって終了することとなった。ちょっとびっくり、である。理由は手足症候群である両足親指爪付近の皮膚が腫れておりこれ以上悪化させないため、とのこと。手足のシビレはオキサリプラチンが原因だが、皮膚の副作用はカペシタビンが原因とのこと。これを服用している限り良くならないので、もうやめましょうということなのだ。
担当の先生は(オキサリプラチン、カペシタビンを)6回入れたからもう十分、と言っていたが8回コンプリート出来なかったことに少々不満はある。だがしかし、副作用を重症化しないように配慮もすべきである。悩ましいが先生の言うことに従い、これからの経過観察を慎重に見守ることにしたい。