大学院生の落書き#8ガンダムを振り返る
今年の春、ヱヴァンゲリヲンにドはまりした勢いそのままに、数年おきに湧いてくるガンプラ欲を添えてガンダムシリーズにのめり込み始めた。そもそも、5歳の時にガンダムSEEDをリアルタイムで見て、その後SEED Destiny,OO,OO2を見て育った。小学生時代にはガンプラを作ることもしており、今見たらかなりえげつない出来の悪さながらも楽しく作っていた。そんなこともありガンプラを再開したい欲は数年おきに湧いてくるもので、これまでは特に相手にしていなかったが今回は思いっきりガンプラを始めることにした。それと同時にファーストガンダムを見はじめ、富野由悠季監督作をまずは一気に見ようと決心し、現在の最終作であるGのレコンギスタを昨日見終わったところである。今年みたガンダムを一覧でまとめ、その後それぞれを振り返っていこう。
「機動戦士ガンダム 劇場版三部作」「機動戦士ガンダムZ 劇場版三部作、アニメ版最終話」「機動戦士ガンダムZZ」「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」「機動戦士ガンダムF91」「機動戦士ガンダムV」「∀ガンダム」「Gのレコンギスタ」
さて、昔見たSEED,OOも含めて個人的ランキング付けすると
5位 機動戦士ガンダムZ
4位 機動戦士ガンダム SEED/SEED DESTINY
3位 Gのレコンギスタ
2位 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
~~~~~越えられない壁~~~~~
1位 ∀ガンダム
ガンプラ作成者としては重要な、オタク要素としてMSかっこいいランキングもつけておく
最下位 ∀ガンダム
~~~~~越えられない壁~~~~~
5位 機動戦士ガンダムZ
4位 Gのレコンギスタ
3位 機動戦士ガンダム OO/OO2
2位 機動戦士ガンダム SEED/SEED DESTINY
1位 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
あとはそれぞれの感想
「機動戦士ガンダム 劇場版三部作」すべての始まり。しかし古いこともあって、劇場版といえども1.5倍速くらいがちょうどいい。出てくる出てくるガンダム節全開の名言の数々。情けないアムロも直前にシンジくんを見ていた自分には頼もしく見える。何が面白いかわからないがなぜかおもしろい。
「機動戦士ガンダムZ 劇場版三部作・アニメ版最終話」結末が違うので、逆襲のシャアを見るためにアニメ版の最終話も見た。劇場版のラストはアニメ版のラストがあってこそだったのだなと感慨深い気持ちになった。こちらはファーストガンダムよりも面白い。劇場版はカミーユの嫌なところはできる限り削られているようで、あまり癖のないかっこいいカミーユが見れる。出てくる機体もかっこいいものが多く、映像も新しいことからバトルシーンもかっこいい。話としてもアニメ版を受け継いでいるためおもしろい。パイロットとしてはアムロに劣るものの、ニュータイプとしては勝るカミーユの物語。見てる間は終わってほしくないという気持ちが出てくるくらいおもしろかった。
「機動戦士ガンダムZZ」初めてまっている試練。昔のアニメは50話もある。そしてZZはあまりにもご都合主義が過ぎており、どれだけ馬鹿な事をやっても絶対に死なない子供たちである主人公グループ。何があっても主人公たちにいいように動く敵味方の登場人物達。これは正直試練の50話だった。
「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」伝説の作品。ファーストガンダムに勝るとも劣らない名言の数々。伝説となったアムロとシャアの最後の物語。でてくる機体はいちいち最高にかっこいい。今の時代だからこそ響いてくるセリフもあるように思える。ただ、ハサウェイはクズ。今年世間が沸いた閃光のハサウェイのハサウェイはこの映画に出てくるハサウェイとは違うハサウェイなので要注意。閃光のハサウェイは小説版・漫画版に続くハサウェイ。パラレルワールド。
「機動戦士ガンダムF91」正直あまり印象がない。おもしろかったのはおもしろかった。
「機動戦士ガンダムV」泣く子も黙る奇妙な物語。ウッソのお母さんになろうとして次々と死んでいく敵味方の女性キャラ。無意味な特攻を恍惚とした表情で実行する数少ない大人の男たち。訳の分からない感情を爆発させ続けるカテジナ。「僕のお母さんにはなれませんよ!」と言いながら敵を葬る主人公ウッソくん。いったいなんの話なんだこのVガンダムは。
「∀ガンダム」∀(任意のという数学記号)とあるように、すべてのガンダム作品の後の物語。圧倒的に一番面白かったし、キャラクターも魅力的。くそダサい∀ガンダムも最後にはかっこよくすら見えてくる。音楽も素晴らしくこれまで見たガンダム作品の中でダントツ一番好きな作品になった。
「Gのレコンギスタ」時代は一気に進んだので絵が現代的で綺麗。サンライズ公式では∀ガンダムよりも前とのことだが、富野由悠季監督的には∀の後。個人的には後だと思っている。話についていくのが途轍もなく大変なガンダムだが、キャラクターがとにかく魅力的。話も面白く、Gセルフもかっこいから結構すきな作品になった。ただどこか薄っすらとVガンダムの雰囲気を感じるが確信に変わるまえに完結したので結果オーライ
とまぁこんな感じである。今後は宇宙世紀を中心に残りのガンダムを見ていく予定で、XやWなどはあまり興味がない。UC、NT、閃光のハサウェイを見た後にOOの劇場版でも見ようかと考えている。
ガンプラは今年5体作った。いま手元に積みプラが7つある。Hiν、ナイチンゲール等を手に入れるなどガンプラの神に愛された入手状況で、ガンダムベースで限定版のV2アサルトバスターやザクウォーリアなども含んでいる。まだまだガンダムオタク人生は続いていきそうだ。