大学院生の落書き#1第一次就職活動
カメラを買ってからは普段の物の見方、見え方が変わるもので日常に潜む何かしらの何かを見つけることが出来たりする。昔は色に気が惹かれることが多かったが、最近は綺麗な光を探していたりする。何が綺麗な光は自分の感じるままにというところで普遍的な何かがあるわけではないが、このnoteのカバー写真もその一つである。とあるカフェで撮った一枚だが、光の入り方がちょうどよく、白い靴の反射光と混ざっている綺麗な光を見つけることができた。アクリル板もいい役割を担っていていい感じ。
写真の話はそんな感じで、最近の記録。大学生との交友関係のほとんどが同期以下で閉じているが故に、最近はすぐに就活の話になってしまう。就活自体に悩む人もいれば生き方そのもので悩む人もいるようだが、自分はどうやら後者らしい。記録がてらこれまでの就活を総括しておくと、3月に就活を開始しインターン1つに参加、2つに参加予定としたところで嫌気がさしたので6月以降何も能動的に行わず、今のところインターン以外の就活の予定が無くなってしまった。4、5月には面接だらけだったのがもうしばらく面接もしていないしESも書いていないし予定もない。なんて気が楽なんだと大学院生生活をエンジョイしている今ここといった感じである。こんなものを書いているくらいだからESを書けないと困ったことはないし、面接も数をこなす中で何となく突破方法も落ちる方法も分かってきた。だから特に就活そのものでは困っていない。
「経済の外で生きたい」夜な夜な友達と電話しながら出た言葉だが、同じような悩みを抱えている友人には共感してもらえた一方でそうでもない友人には何を言っているのかよく分からないようだった。経済の外側ってどこにあるんだろう。そんなことについて考えてみたのだが、それは一旦置いておく。そんなことに悩みながら日々を過ごしている訳だが、3月にやっぱり就活やるぞとなった時の為にここ数ヶ月の学びを箇条書き的に書いていく。
某ベンチャー企業の面接で言われた「君は典型的な器用貧乏だね」という言葉を思い出す。どうやら社会では4つの事をやるとそれぞれの成果は4分の1になるとみなされるのが常らしい。4つやったら4倍だろという普通でない主張は認められない、面接官含め多くの人間がそう作られてはいないのだから。逆に一つのことを頑張っている方がウケがいいようだ。学生は無能であるという仮定を置いて「ポテンシャル採用」という割りに0ベースではなく優秀な学生を取りたいというのはよく分からない。何かあるべき姿が歪められているが、そこに抗うと面接で落ちる。
自己アピールという謎がある。謙虚であれという、実質的に卑屈であれと言わんばかりの歪んだ謙虚像を学生に要求する割に自己アピールって何なんだろう。ポテンシャル採用の話も合わせれば「今は何も出来ませんが頑張ります!」くらいしか言うことはなさそうだが、それはそれでダメなようだ。本音と建前のコミュニケーションが求められているのか、ここはある程度建前が必要なようだ。他の誰でもなく自分を選べという主張を超絶建前に隠れながらしていくことが求められる。
面接もあくまでコミュニケーションのようだ。向こうがこちらを選ぶのだからこっちが喋るのが筋だろうと思わなくもないが、すでに社会人の友人によるとそうでもないらしい。常にスピーチでなく会話になるように気を付けながら自分の発言量を調整する必要が選考ステップを進めば進むほど重要になるようだ。ついベラベラと喋ってしまう癖があるからこれは気を付けたい。GDも同じようなもの。相手の意見がどれだけ的外れでも話を折ることはしてはいけない。生産性よりも調和が大事なようでまた建前。
また別の友人からのアドバイス。会社を使うという視点で語れるようにしとくべきなようだ。自分は何をしたい、そのために会社をこう使って実現していくと言ったようなアピールは結構的を射ている感がある。
これだけ書いたがもうウンザリしてきている。就職してワークライフバランス度外視で必死に働きたいとは思うが、就活の為に努力したいとは微塵も思わない。だからやっぱり社会不適合者なのかなと絶望感に駆られつつ、自分だけの生存戦略を練っていくしかないというのが情け容赦ない世界だなと思う。2回目にしてただの愚痴大会になったかなと思わなくもないが落書きだから何でもいいのである。
次は最近わかってめちゃくちゃ楽しくなった勉強の仕方やゼミの仕方に付いて書こうかな。就活のGDの数千倍物理のゼミは楽しい。先輩や教授にボコられた時のダメージは就活の面接の比ではないけど、それもまたやる気の源泉になったりする。それを跳ね返せるようになった時が成長を実感する時にもなる。
最後に、ZZガンダムを見終わった。何やかんやキャラクター達に愛着が湧いていたので、これでお別れになるのは少し寂しい。さようなら、ガンダムチーム。次はVガンダムを見始めているのだが、ZZの主人公感溢れるジュドーに対してウッソ君のビジュアルが主人公感0で心配になっている。