第14回【小学2年生までに遊びながら身に付けたい3つの運動とは?】
【小学2年生までに遊びながら身に付けたい3つの運動とは?】
U-12専属プロフィジカルコーチ鎌田氏が、前回は【キッズ年代に必要な36の基本動作】を3回にわけて、掲載しました。
今回は小学1年生から小学2年生までにカテゴリーを限定して、今回は【小学2年生までに遊びながら身に付けたい3つの運動】について、具体的な動作を交えながらお伝えしていきます。
【小学2年生までに遊びながら身に付けたい3つの運動とは?】
1.『マット運動遊び』
2.『鉄棒運動遊び』
3.『跳び箱運動遊び』【1.『マット運動遊び』】
自分の身体を自由自在に操る上で、マット運動はとても重要な運動です。
マット運動では、
背中や腹などをつけていろいろな方向へ転がって遊んだり、手や背中で支持しての逆立ちなどをして遊んだりします。ご自宅で行う場合は、ふとんや柔らかいマットの上で運動させましょう。頭部に大きな衝撃が加わらないよう安全にも配慮してください。以下に具体的な動作をまとめていきます。
[
マット運動遊び]
基本)前転、後転、丸太転がり
応用)背支持倒立(首倒立)、かえるの足打ち、壁登り逆立ち、手や背中で体を支えていろいろな逆立ちをする
【2.『鉄棒運動遊び』】
握力を鍛えることのできる『鉄棒運動』は、神経細胞を活性化させることができます。
神経細胞は、情報処理能力と記憶力につながりがあるので、どんどん鉄棒で遊ばせていきましょう。『鉄棒運動』は鉄棒を使って、跳び上がりや跳び下りをして遊んだり、ぶら下がりや回転などをして遊んだりすることです。以下に具体的な動作をまとめていきます。
[鉄棒運動遊び]
基本)ぶら下がり、両手でぶら下がっての振動、片膝をかけての振動、腹をかけてのぶ ら下がりなどをすること。
応用)支持の姿勢から前に回って下りたり、両手でぶら下がって前後に足抜き回りをしたりすること。
【3.『跳び箱運動遊び』】
跳び箱運動は、柔軟性や平衡性を身に付け、身体操作に必要なバランス感覚を身に付けることができます。
跳び箱以外でも、友達と馬跳びやタイヤ跳びをして遊んだりすることが大切です。動作が獲得できたできないがはっきりしているので、できないと楽しさが味わえないので、簡単な課題からクリアさせて少しずつ難しい技にチャレンジさせていきましょう。以下に具体的な動作をまとめていきます。
[跳び箱運動遊び]
基本)踏み越し跳び、片足で踏み切って跳び箱に跳び乗ったり、ジャンプして跳び下りたりすること。
応用)数歩の助走から両足で踏み切り、跳び箱に両手を着いてまたぎ下りること。
U-12専属プロフィジカルコーチ
鎌田豊
【所属】
○鎌田豊公式オフィシャルサイト
http://kamatayutaka.fem.jp
○ワセダJFC代表兼監督『小学生サッカーチーム』
http://waseda-jfc.jp/
○国分寺キッズアカデミー『かけっこ&サッカークラス』
http://kokubunji-kidsacademy.com/
【資格】
アジアサッカー連盟公認フィットネスライセンス レベル1(アジアで初となるサッカーに特化したフィジカルコーチライセンス)
日本サッカー協会公認A級U-12コーチライセンス
日本サッカー協会公認Gk-LEVEL1コーチライセンス
中学高等学校保健体育第一種免許
スプリントコーチ