鳴かず飛ばずの吉原女(よしわらめ)No9
自己啓発本を読もうとするのだが、ちょっと読むと嫌になってしまう。
新聞を読もうとしても、いっぱいいっぱいになって読めない。
ただ、その中で、伊集院静氏のミチノク先生だけは、何とか読めている。
漱石さんもターナーの絵を観て感動したとあった。私もだ。
漱石さんと共通のもので感動していたことに嬉しく思った。
私も漱石さんまでとは、言わないけど、文章書きが上手くならないものだろうか?
私には、語彙力もなければ、考えることの出来る頭も持ち合わせていない。
私みたいな人間は、どうすればいいのか?
実の兄姉とも縁切り状態だし、パパの兄姉にも頼れないし、どうしたものか。
仕事を見つけなきゃ。とりあえず働こう。
私は、高校生の頃、美術を追求しようとしていた。
大学に入り、バイトに明け暮れ、美術を疎かにしてしまった。いや、自分のレベルが、人並みということに気付いてしまい、投げてしまったのである。
小さい頃から作家になることが夢だった。小説家だったり、デザイナーに憧れたり、そして美術家だったり。
モノ作りをしたいというのは、変わらなかった。
今から出来ないものだろうか?
遅すぎるか?
また実力の無さを思い知らされてしまうのか?
でもやっていくしかないと思う。